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2022年02月23日13:27

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今村仁司著『清沢満之の思想』を読んで

今村仁司著『清沢満之の思想』を読む。

清沢満之という人をご存知だろうか。

1863年、尾張藩に生まれ、東本願寺より東京帝国大学に留学を許され、東京帝国大学哲学科卒、同大学院で西洋哲学を研究。将来を嘱望されたが、1888年、東本願寺の要請より京都府尋常中学校の校長に赴任するが、辞任して禁欲自戒の生活に入る。1892年、『宗教哲学骸骨』刊。宗門改革のため雑誌「教界時言」を発刊し一時僧籍を剥奪されるが、僧籍を回復し真宗大学初代学長に就任。1901年、雑誌「精神界」を発行。1903年、愛知県で死去。享年41歳。

実は、清沢満之とは、自分が12年間通った大学の創立者で初代学長であり、自分はその名前を大学入学とともに知っていたが、これまでは明治の仏教者として評価されてきたが、しかしその評価もほとんど学内だけにとどまっていた。学内では、�猝声�の親鸞�瓩箸泙埜世錣譴燭蠅靴討い拭�

今村仁司氏は清沢満之を仏教者としてではなく、哲学者としてあくまで哲学者として捉え直し、「精神主義」「目覚めの倫理学」「縁起」などの重要概念が再検討されている。たしかに近年、岩波書店から刊行された『清沢満之全集』を見れば、全9巻のうち、6巻が西洋哲学に関するものである。

自分は昔から清沢満之に関心を持っていて、清沢満之に関する文献を買い集めてきた。しかしどのようにアプローチすればよいのか、もう一つ戸惑いがあったが、この今村仁司著『清沢満之の思想』を読むことによって何か清沢満之に対するアプローチが見えてきた思いがする。今村仁司氏には『清沢満之と哲学』『親鸞と学的精神』と言った著作もある。今後はそれらの著作も読んでいきたいと思うし、清沢満之以降の、西田幾多郎、西谷啓治ら日本の代表する哲学者達にどのような影響を与えたかも考えてみたいと思う。

自分にとってはライフワークの一つになって行くかもしれない。
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