ドラマには出てきたけれど、コーエーのゲームには出てこれなかった面々のネタ。
中原知親
顔が長いとネタにされていた人。作中では散々な言われようだったけれど、実際には著名な学者で弟子も多かったという話。それがたまたま地方に出稼ぎに来ていたら、頼朝の挙兵に巻き込まれたという不運さ。
学者の家系である中原氏なのだけれども、wikiとかを見ても中原のどの系統なのかは書かれていない。名前に「親」の字が入っているので、十三人のメンバーである中原親能・大江広元兄弟に近い流れなのかと思わないでもないけれど、そうなのだとしたら、一族で明暗分かれたものだなと。
一回こっきりのゲストキャラ感あったけれど、後白河と対立した義仲が解任した院近臣の1人なので、ウッカリまた出てくる可能性。
工藤茂光
宗時兄とまとめて殺された体格の良い人。作中では若く見えるけれど、保元の乱の頃から活躍している人物なので、史実上では結構な年令だった。体格が良いのは史実通りで、石橋山で「この体では走れず足手まといになる」と孫に介錯してもらったという最期。孫の田代信綱はゲームにも登場する。
頼朝の父・義朝に仕えて、保元の乱で義朝と敵対し坂東に流罪になった鎮西八郎為朝を監視。為朝が反旗の兆候を見せるとこれを殺害。つまり頼朝にとっての伊東祐親みたいな立ち位置。
義朝は平治の乱で清盛に敗れるけれど、敗因の一つは 保元の乱で為朝をはじめとする自分の親兄弟を殺して、一族の力を削いでしまったこと。その結果として為朝と同様に、頼朝が坂東に流刑。為朝の監視役だった茂光が 頼朝の監視役だった伊東と戦って死ぬのだから、因果なものだなとは思う。
山木兼隆
討ち取られた人。作中では偉そうにしていたけれど、元々は頼朝と同様に流刑者。いちおう平氏だけれども、清盛ら伊勢平氏とは別系統。
なにをやらかしたのかは不明だが、自分の親から訴えられて伊豆に流刑。伊豆にいる間に、それまで伊豆の国主だった源頼政が、以仁王と決起して敗死。代わって新国主になった平時忠は、頼政系の代官(目代)を排除して支配力を高めたいと考え、たまたま現地にいた旧知の兼高を目代にした みたいな流れ。
ドラマで描かれているような嫌なヤツだったかどうかは分からない。もっとも、流刑者だった兼高を取り立てた時忠は、姉の旦那が清盛だったのをいいことに「平氏にあらずんば」とか暴言吐いた人。その時忠と仲が良かったということは、兼高もそういうタイプだった可能性もなくはない。
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