2022年初場所で錣山親方が注目する力士4名。相撲の特徴や取組の内容は?
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大相撲一月場所中日八日目、単独トップの全勝で賜杯レースをリードする関脇御嶽海は小結大栄翔を押し出しに退け、平成30年の七月場所以来となるストレートでの中日勝ち越しを決めました。今日の対戦相手の大栄翔に立ち合いから何発も喉輪攻めを受けるも堪え、たまらず大栄翔が引いたところを前に出て、押し出しで勝負あり。「いい一番だった。しっかり体が動いている」とのコメントですが、大栄翔が不用意に引いたと言うより、むしろ大栄翔に引かせるくらいに御嶽海が受けて凌ぎ、落ち着いた取り口での中日ターンでした。
「負けない気持ちをしっかり持てている。最高だと思います。明日からいろんな意味でしっかりと切り替えて白星をつなげます」と充実ぶりを語っていますが、「勝っている時はいつも短く感じるけど、今場所は長く感じる」と、緊張感も高まっている様子が窺えます。審判部長を務める伊勢ケ濱親方(第63代横綱旭富士)は場所前、全勝優勝なら大関昇進の機運が高まるとの可能性も示唆し、その上で、数字(「数字の目安」として、三役で直近三場所通算33勝以上とされる)ではないともしていて、とにかく「その内容が第一」となるでしょう。記事で、錣山親方(元関脇寺尾)が四日目の小結明生との取り直しの一番を「一気に相手を押し出す最高の相撲」と評価し、「ああいう相撲が取れれば、"次"につながる」と言っていますが、折り返して後半戦に入り、課題とされていた不用意な取りこぼしを出さずに済むのか、それに尽きると思います。
一方、一敗で賜杯レースを追走する横綱照ノ富士は、東前頭4枚目隠岐の海を立ち合いの踏み込みからすぐに左前廻しを取ると右も取って外四つとし、両廻しを引きつけて難なく寄り切り。大関正代は相撲巧者の西前頭三枚目遠藤に中に入られながらも左差しで起こして寄り切りに仕留め、連敗を3で止めて4勝4敗の五分としました。「引き込んでしまったのはよくなかったが、体がよく動いてくれた」と振り返り、昨日までの3連敗については「思ったように体が動いてくれなかったというか、立ち合いが中途半端。やり切れない、出し切れない感じでした」とか。
その他。西前頭六枚目阿炎は東前頭六枚目の豊昇龍に不用意な引き寄り切りに屈して連敗。東前頭二枚目宇良は西関脇隆の勝を立ち合いから右足を取ってそのまま土俵外へ追いやって足取りで幕内通算100回目の出場を白星で飾りました。また、東前頭三枚目の玉鷲は西前頭四枚目北勝富士を押し出しに退けましたが、勢い余って倒れ込んだ際に土俵にみぞおち付近を打ち付けるシーンがあり、大事には至らなかったものの、平成16年一月場所の初土俵から18年間1度も休場がない玉鷲も「あわや」と思わせる一番となりました。
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