ヒストリーチャンネルの、人類史を新たな視点で解読するドキュメンタリー「マンカインド」。アメリカで制作されていることもあってか、「人類史上はじめて民主主義が勝利した戦い」として、やたらと「プラタイアの戦い」を押してくる。
が、そこで使われている映像が「古代びっくりトップ10」で たびたび「アレクサンダー大王とマケドニア兵」として使われていたものと全く同じもの。お前はパウサニアスなのかアレクサンダーなのかと思わず苦笑。…まぁ番組の格から考えて、マンカインドの映像をトップ10で使いまわしている という形なんだろうけれども。
プラタイアの戦い。民主制のアテネは確かに参戦しているものの、その活躍はペルシャ軍の一部を拘束するに留まっていて、ペルシャ軍主力を粉砕したのは 身分制が厳格だったスパルタのほぼ独力。それを民主主義の勝利というのは如何なものかと。
さらに言うと、ペルシャを退けた後のアテネは、軍事力に物を言わせて、同盟国からみかじめ料をむしり取って、そのカネで繁栄をしている。つまり他国や奴隷を酷使した上で成り立っていた民主主義だったわけで、誇らしげに語られてもなと。
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