■大雪のなかEVで立往生 エアコンつけっぱなしは危険!?翌朝まで電力を残せる暖の取り方とは
(まいどなニュース - 12月30日 09:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6797040
覚えているひとは多分、覚えているであろう上品ドライバーって言う日産が提供していた単発ドラマでして、そのドラマのある回でアポロ13をベースにした世田谷タクシー遭難事件と言うネタがあったりしました。
世田谷の入り組んだ道で、タクシーが道に迷いも燃料も心もとない、バッテリーもやばいなどで危ない上に、その年最悪の寒波が襲ってくると言うw
で、WAFと言うJAFをもじった組織が救援にいって上手く行かず翌朝無事に帰還すると言うw
ナビが出始めというか普及して後付も増えてきた頃で、ナビの精度もそれほどではない上に、道の表示が細い道や太い道を区別できないなんてのも有った時代の産物。
多分、今放送すると世田谷区が苦情を言ってくるどころの騒ぎじゃなくなる。
ちなみに、ドライバーが運転できなくなったのは昼の弁当の〆鯖に当たったからw
と、まあそんな話ですが(どうでも良いと思うじゃろ?)その番組中でナビやエアコン、また無線機やラジオ等の電気機器が動いていることでのバッテリーの消費、またエンジンが発電できる限界を越えていく事での充電不足、電力不足などの危険性を寒い時には特にひどくなるてな感じで話しているんですよね。
最大級の大寒波が襲ってくる中でのバッテリーの充電効率の低下(鉛電池だけとは限らない問題)、充電する事ができない状態での電力消費は燃料の消費に繋がる事、なんてのもあり無線はカット、ラジオ、暖房の停止等をする訳です。
ちなみに、劇中では言ってませんが車のヒーターはエンジンの熱を利用します。
エンジンの熱を吸い取っている為に、ラジエターとエアコンのヒーターによって奪われた熱は、エンジンを余計に冷やしオーバークール、つまりオーバーヒートの逆となってしまいエンジンをより強く動かそうとする状態になる、とか。
オートマだとそういう動きをするそうですし、マニュアルでもアイドリング時の安定のためにエンジンの回転数が上がったりします。
その場合には余計に燃料を消費する訳ですので、本来はガソリン車やディーゼル車等の内燃機関車両であっても、極寒の地で停車中にエアコンの暖房を使うのは燃料消費が増えるかもしれない、なんて言われています。
その場合は単にエアコン切って外気吸入方式でのヒーターにすりゃ良いんですけどね。
窓曇るけど。
内燃機関車両でもこういう問題がでるかもしれない状態であるのに、寒さもしくは暑さが厳しいときには自己放電する量が増えるバッテリーが補給も無く、また異動する事もできずにどれだけ持つか、なんですよねえ。
外気温がマイナス8.1度と言う条件は、これ一応都市部郊外、八王子や海老名等の都市部が近い山間部やその麓的な場所ですが、雪に包まれた山岳部の高速道路ではもっと低くなるし、低くなればなるほど、人の体温をどれだけ維持できるかが生存の鍵になります。
この条件下でのテストで過ごすと言っても食料や飲料は温かいものが出ていたら全く結果は当てにならない(補給ができない状態)となりますし、冷たい冷えた飲料や食料だった場合には、逆に体温を下げてしまう事もあるのですよね。
なので、EVを腐す訳ではないですが、遠距離を家族で天候の急変がある場合に使うのは日本と言う土地や地理、地形や気候の関係上難しい事は多い。
それこそ発電機搭載のeパワー系列の車でないと生存率は低くなると思います。
まあ、こういう話になると北欧ではEVで大丈夫だ!って言う話になるんですけれど、北欧は氷点下になる事が多い冬場の為に駐車場にエンジン暖気用のヒーター向けコンセントが存在してる駐車場ばかりなり、と言っても良い状態でして内燃機関ですら点火する温度にならない、と言う面があったりします。
燃焼する燃料が気化しなければ爆発しないのでエンジンをかける為には、ヒーターで熱を維持する必要があり、さらに言うならこの事ができなければ戦車も戦闘機も動かないって言う寒さ。
これは日本の豪雪地帯等の寒冷地でも同様で、バッテリーを寒冷地仕様にして使うと言う事になるし、エンジンにも寒冷地仕様があったりします。
逆に暑すぎる場合には、これは冷やさないと爆発できるだけの気化状態を超えてしまってる場合もある、とか。
そして灼熱地仕様のバッテリーも存在してるんですね。
これらの対策でそこかしこにある寒冷地、酷寒の地の自動車事情と同じインフラの整備ができてない状態でEV!冬の対策!って言ってもあまり生存率に変化はないと思いますし、なによりですよね?
EV車のすべてが家族分の毛布や電気毛布、ヒートシーターを装備できるだけのキャパシティがあるか?って話になります。
もし、EVを普及させるなら豊富な電力を維持して、緊急時の充電設備や交換可能なバッテリーや道路そのものがEV車に対応できる状態になってないと難しくはないでしょうかねえ?
なんて思う次第です。
何しろ、日本は熱帯と寒帯が交互に来るような気象の地域。
昭和の頃(平成初期もか)は真冬はバッテリーに毛布被せて寒さ対策してたのは関東地方の神奈川県や東京都でもよく有った光景なんですよねえ。
その辺を、自動車関係の事決める行政関係者が全く知らない世代ばかりってのはありえないと思うのですけどね。
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