11/16(火)PARCO劇場へ行ってきました。
今回の出演者は、この方々。
大竹しのぶ/橋本さとし 村川絵梨 橋本淳 宮崎秋人 那須凜 天野はな 久保酎吉/
明星真由美 床嶋佳子 益岡徹
ストーリーについては、こちらをどうぞ。
https://stage.parco.jp/program/doctor
見る前から、社会派のお芝居とはわかっていたけれど、
思っていた以上に、様々な要素が盛り込まれていた。
言い方が乱暴かもしれないけれど、宗教、階級格差、ジェンダーなど
現代社会が抱える問題が、てんこ盛りな内容でした。
それぞれの立場にたって考えた正義やら正解?と思える事が、
逆の立場にたてば、違うのは、いつの世も同じだし、
見ているうちに、「じゃ、どうすれば良かった?八方丸く収まる事なんて、できるのか?」と思ってしまった。
あっちがたてば、こっちがたたずな感じが否めない。
詳しくは知らないけれど、映画でも、テレビドラマでも、
黒人や白人、アジア人などの比率?みたいなものがあるみたいだし…
かといって、圧倒的にハリウッドでは少なそうなアジア人枠があるならば、
それは、ある意味逆差別なような気がしないでもないし…
このお芝居では、子供が亡くなってしまうけれど、
親はもちろん信仰が第一かもしれないけれど、
しかるべき手当をしないと死ぬとわかっていても、
当の本人である子供は、納得できてるのかどうかが、疑問だった。
その事について、詳しくは語られないけれど、神父さんを見て暴れた?らしいので、
死を意識して、動揺したんだと思われる。
大竹さん演じる医者が、周りには秘密にしていたパートナーの死を経験し、
絶対的な権力を持ち、信念を持って、医学の道を邁進していたのに、
とある事件をきっかけに、状況が一変する様子は、状況やその度合いは別としても、
誰にでも起こりうる出来事かもしれない。
そして、どの世界でもあるように、派閥みたいなものがあり、
部下である若手医師の中にも、権力争いではなく、信条として、
どちらかの側につくというものがあって…
そのうちの一人に、私は、ちょっと嫌悪感を感じたけれど…
うまくいえないけれど、なんというか、表では従順そうな顔をしておきながら、
裏切るような感じでしょうかねぇ〜
橋本さんや久保さんが演じる医師は、決して、事を荒立てるつもりはなくて、
譲歩したり、落としどころを見つけようとしてるから、
やはり大竹さんが若干おさえつけようというか、はねつける雰囲気がでてきてします。
大義をなすために、何かを犠牲にするというか…
橋本さんが、一歩ひいた感じの役を見るのは、久しぶりな気がする。
アクが強くて、ぐいぐい行くような雰囲気の役をよく見かけるから、新鮮でした。
神父役の益岡さんは、私がイメージする神父さんでした。
実直で、当然信仰については、頑として曲げる事はない態度。
襟元のカラーの事をいうくだりがあったけれど、あれは深い意味があるのかしら…
ルースのパートナー役の床嶋さんは、儚げな雰囲気を醸し出しながら、
所々登場しますが、ルースの精神的支柱だったんだろうなぁ〜と思わせる。
ルースとは対照的に、ふわっと人を包み込むような感じがした。
結果的に、大竹さん演じるルースが、医師の資格を失っても、
自分の道を貫いたという点で、潔いと思いました。
その決断は、そう簡単にできるものではないですから…
今回に限らず、PARCO劇場で見るものは、なかなか重くて、疲れるものが多いです

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