米上院民主党、税制・支出法案の年内可決を断念−政権に打撃
Laura Litvan、Erik Wasson
2021年12月17日 3:36 JST 更新日時 2021年12月17日 7:45 JST
マンチン議員の反対で法案成立の遅れはほぼ確実−民主党議員が示唆
審議先送りは来年の中間選挙前に党内の溝を一層深める恐れ
米上院民主党の指導部は、バイデン大統領の経済施策を盛り込んだ2兆ドル(約227兆円)近い規模の税制・支出法案を巡る党内の行き詰まりを打開できず、年内可決の取り組みを断念した。ホワイトハウスにとって政治的な打撃となった。
法案の審議先送りについては事情に詳しい関係者2人が確認した。2022年の中間選挙の鍵を握ると多くの民主党議員が考えている同法案の持ち越しは、党内の溝を一層深める恐れがある。
民主党のシューマー上院院内総務の報道官にコメントを求めたが、返答は得られていない。シューマー氏は民主党議員との昼食会後、税制・支出法案および投票権に関する別の法案について「良い議論」ができたとコメントするにとどめた。
民主党のマンチン上院議員が税制・支出法案を支持しない姿勢を崩していないため、法案成立の遅れはほぼ確実だと複数の同党議員が示唆した。
下院民主党は先月、税制・支出法案の可決にこぎ着けたが、上院民主党は進歩派と中道派の間で規模や範囲を巡り意見が対立している。マンチン議員とバイデン大統領の間で今週行われた協議は不調だと、交渉に詳しい複数の関係者が述べていた。
米税制・支出法案、成立は22年に持ち越しか−マンチン氏との協議難航
一方、マンチン議員は法案の審議が遅れている理由について、共和党のフィリバスター(議事妨害)を受けないために民主党が利用する手続きを巡る厳格な規則順守に向けた作業を上院の運営助言専門員(パーラメンタリアン)が現在進めていることを挙げた。同議員は「彼らの仕事は終わりつつある」とし、「パーラメンタリアンの作業が終わった時にどうなったか分かるだろう」と述べた。
税制・支出法案に盛り込まれた支給の大半は実現までに数カ月、あるいは数年を要する見通しだが、今月15日に期限切れとなった子供のいる家庭の税額控除の延長は失効するリスクがある。米内国歳入庁(IRS)は来年1月15日の支払いが期日通りに実行できるよう12月28日までの法施行を期待していた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-16/R47ZI9DWRGG001
>下院民主党は先月、税制・支出法案の可決にこぎ着けたが、上院民主党は進歩派と中道派の間で規模や範囲を巡り意見が対立している。
バイデン大統領は、同法案の規模を2兆ドルにする予定ですが、マンチン議員は約1兆5000億ドルを主張して対立しています。
法案内容云々以前に、200兆円を超える支出を補うには、増税が必要で、バイデンは法人税や所得税をトランプ政権以前に戻そうとしています。
増税は回復し始めた米経済を確実に破壊するので、民主党穏健派達は、反対しているのです。
当然多数の民主党上院議員が反対すると思いきや、民主党のほとんどの議員は、選挙でバラマキを公約しているので反対に回れません。
幸い民主党上院議員が1人反対に回ったので、バラマキ政策が通過出来なくなりました。
これでバイデンは、内政でも完全にレイムダックです。
来年の中間選挙で米民主党が勝てる見込みはなくなったねw
米下院民主党、法人税率26.5%提案 増税幅縮小 3.5兆ドル歳出の財源目的
2021年9月13日11:15
[ワシントン 13日 ロイター] - 米下院民主党は13日、連邦法人税率について、現行の21%から26.5%への引き上げを目指すと表明した。
所得税は所得40万ドル以上の個人および45万ドル以上の夫婦を対象に現行の37%から39.6%への引き上げを提案。当初は45万2700ドル以上の個人および50万9300ドル以上の夫婦が対象だった。
キャピタルゲイン税の最高税率(年間所得40万ドル以上)も現行の20%から25%に引き上げ、500万ドルを超える個人所得に対し3%の付加税を課す。(抜粋)
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-infrastructure-congress-idJPKBN2G91C9
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