2016年11月11日の今日、わたしはわたしの部屋を探しに来てくれた母と偶然に道で遭遇した。
母はわたしが独り暮らしを始めると言い出すとは思っていかった。わたしも自分についてくるものだと思っていたのだ。
「わたしはおまえを手放したくはなかった」
と母は電話でそう言っては泣いていた。
あの日、わたしはヘルパーさんと一緒だったので、ヘルパーさんとの用件を優先してしまい、母をわたしの部屋へ案内することをしなかった。
何故案内しなかったのか、今となっては悔やんでいる。
2019年8月4日、母は亡くなった。今となっては悔やんでも悔やみきれない。
ログインしてコメントを確認・投稿する