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2020年09月20日07:46

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『現代思想2020年11月臨時増刊号 総特集=鈴木大拙 ―生誕一五〇年 禅からZenへ―』

来月10月13日に青土社から『現代思想2020年11月臨時増刊号 総特集=鈴木大拙 ―生誕一五〇年 禅からZenへ―』が刊行される。鈴木大拙といえば、西田幾多郎の親友であり、西田幾多郎が宗教的思想の展開において大きな影響を受けた人物として有名である。『現代思想2020年11月臨時増刊号 総特集=鈴木大拙 ―生誕一五〇年 禅からZenへ―』の内容紹介として次のように書かれている。

�狎乎属豸沺伺�、知られざる大拙へ
今年西田幾多郎と鈴木大拙はともに生誕150年を迎える。しかしいま脚光を浴びつつあるのは大拙のほうだ。西田に関しては多くが語られてきた。それに反して私たちはいまだに大拙が何者か知らずにいる。西田と並び称されることで見えなくなりがちな諸側面が大拙思想にはある。本特集は最新の研究成果を結集し、その知られざる大拙の姿に迫る。��

西田幾多郎は純粋に哲学的思索に生涯を費やしていった。それに対して鈴木大拙は、仏教、とりわけ禅を世界に紹介することにその生涯を費やしていった。と同時に、鈴木大拙には、『日本的霊性』や『浄土系思想論』あるいは『神秘主義』等の浄土教仏教に関する著作も多くある。

わたしは、鈴木大拙の浄土教仏教に関する思索に大いに関心を持つ。例えば、『日本的霊性』においては、親鸞の主著である『教行信証』より弟子の唯円との対話集である『歎異抄』を高く評価したりしている。そこには鈴木大拙が『日本的霊性』において日本における宗教的意識の時間に�狢臙廊甅猝噂悪瓩鮃發�評価していたことがある。『教行信証』が学識者を対象として書かれた文献に対して、『歎異抄』は�猝噂悪瓩鯀蠎蠅暴颪�れた文献だったからである。

大谷大学において鈴木大拙は、純粋に禅仏教の人のでなければ、また真宗の人でもない、ユニークな存在として見做されていたことを思い出す。しかし鈴木大拙もまた西田幾多郎の陰に隠れて�猖困譴蕕譴浸彖朮鉢瓩琉貎佑覆里�もしれない。それゆえに『現代思想2020年11月臨時増刊号 総特集=鈴木大拙 ―生誕一五〇年 禅からZenへ―』の刊行は大いに期待したいと思われる一冊なのである。
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