我々、調査隊は「図書館」とよばれる遺跡の発掘に成功した。
遺跡からは「竹取物語」や「解体新書」などと書かれた書物が何冊か見つかった。
それらの書物には、動物の引く乗り物に乗る少女や、人体を解剖したと思われる絵が描いてあり、世紀の大発見である。
だが、これはどういうことだ?
調査隊が疑問を抱いたのは、遺跡の大きさに対し、書物の数があまりにも少ないということ、それに、書物の他に見つかった複数の白い箱のことである。
この「Windows100」と書かれた謎の物体だ。
乗り物を動物に引かせる技術、つたない解剖図から考えるに、これは、この時代に作れる品物ではない。
もしかすると、これは未来人がもたらした、オーパーツだろうか!?
西暦6000年
はるか昔に現代仮名遣いの書物がすべて電子化されたことを彼らは知るよしもなかった。
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