新型ウイルス、米国への生産回帰に寄与=ロス商務長官
By Bob Davis
2020 年 1 月 31 日 03:52 JST
【ワシントン】ウィルバー・ロス米商務長官は30日、中国での新型コロナウイルスの流行によって企業が同国の生産拠点を米国内に回帰させ、職が取り戻される可能性があるとの認識を示した。この発言に対し、苦境にある中国へのあまりに無神経な発言だとの批判が上がっている。
ロス氏は同日午前のFOXビジネスの番組で、新型ウイルスについて「企業がサプライチェーン(供給網)を見直す際に考慮するもう一つの要因になる」とし、「北米、一部は米国への職の回帰に寄与すると思う。恐らくメキシコも同様だろう」と語った。
新型ウイルスの感染者は中国を中心に全世界でほぼ7800人に達し、170人が死亡している。
コーネル大学の中国専門家エスワー・プラサド氏は、ウイルスの流行は「グローバルなサプライチェーンのぜい弱性」を浮き彫りにしたと指摘、「中国だけに依存すると、メーカーの弱みになる」とした一方で「ロス氏の言い方は厳しい状況にある中国への卑劣な攻撃と受け止められる」と述べた。
ロス氏はFOXで「ウィニングラン」はしたくない、と語った。
ロス氏は自身の職務について、ドナルド・トランプ大統領の希望する中国ビジネスを支援することだと考えているが、大統領の意向をくみ損ねることもたびたびだ。トランプ氏は先ごろ、中国のウイルス封じ込め努力をたたえていた。
米国のある業界団体の幹部は、ロス氏の発言について、「米国は中国の台頭を抑えるために貿易摩擦を起こし、今は中国の苦境につけ込もうとしている」との見方が多くの中国人に植え付けられるだろう、と話した。
2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)発生当時、米国企業は中国事業の拡大を目指していた。だが今回は貿易摩擦や中国での人件費の上昇を踏まえて、外国企業は中国外での事業多角化を図っている。
ロス氏は、アップルは既に「中国工場の一部を置き換える方法を協議していた」と語った。
https://jp.wsj.com/articles/SB12636726731483294790304586172964248285424
中共への卑劣な攻撃と取られようと、正しい判断です。
1国に生産拠点を集中していると、生産ラインが止まってしまう事を、世界中の企業が今回実体験しました。
企業はサプライチェーン(供給網)を見直す作業に既に入っています。
米国のみならず、日本にも回帰出来やすいように政策を早く作らないと、台湾やASEAN諸国に逃げられてしまいます^^;
習近平がWHOに圧力をかけて新型ウィルスの脅威を低評価させたのは、企業が海外に逃げるのを防ぐ意図も在ったのだろうねw
1ヶ月以上かけても状況は悪化する一方だったので、逆効果になったね^^;
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