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2019年12月30日22:51

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「NHKの軍門に降らなかった」と言う意味で、評価したい。

スピッツ、紅白出場はなし 制作統括が明言「アーティストサイドの判断を尊重」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5920768
明日(12月31日)に生放送される「第70回NHK紅白歌合戦」にスピッツが出場(出演)しない、ですか。番組の加藤英明制作統括が囲み取材で答えたそうで、今年4月〜9月期の連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』(東京制作)の主題歌「優しいあの子」を歌っているスピッツについて、「ご出演いただけないということになりました」とのこと。記事はさらに追加の出演者についての質問に言及、曰く「きょう(30日)出した米津さんと嵐さんのスペシャル対談をもって発表ごとは以上になります」とのことで、要は朝ドラ主題歌アーティストたるスピッツについて、出演交渉に失敗したことを認めたと言うことにもなりますね。具体的な交渉の経緯は「言えない」とした上で、「最終的にご出演されるかは、アーティストサイドの判断ですので、プロデューサーとしてはそのご判断を尊重したい。これが最後ではありませんので、私としてはまたチャレンジしたい」と、半ば"負け惜しみ"的なコメントを残したようです。
ドラマなど、テレビ番組の主題歌の実績が豊富でタイアップ作品も多いとは言え、あまりテレビの音楽番組に出演しないスピッツであり、朝ドラ主題歌アーティストとしてNHKへの貢献度が高かったとは言え、一曲を披露するのが基本的なスタイルである紅白歌合戦と言うのは、やはりスピッツのアイデンティティーやマスメディアに対するスタンスとは"相容れない"と言うことなのかもしれません。
「その年に相応しい曲を歌ったその年に相応しい歌手」を選出して紅白で競うと言う日本の音楽界の"All Star Game"であるはずの紅白歌合戦ですが、一方ではNHKへの貢献度を大きな評価ポイントとする要素もあり、スピッツは恰好の高い貢献度を持ったアーティストと考えられたと思われます。昨今は朝ドラのヒロイン女優が紅組司会者に起用されることが少なくないのも、これと軌を一にしているとも言えるでしょう。
こうした、日頃NHKをよく見ている"お得意様"的視聴者のための紅白と言ったスタンスと言うより、昨年の米津玄師のようにテレビとはある程度距離を置いていたような人物を"口説き落として"まで(地元徳島からの中継と言う形で)「追加出演(出場)者」とするなど、これでもかとばかりに"サプライズ演出"に拘り、また、NHKの"権威"を振りかざして「紅白を見よ」と迫るような近年のNHKの姿勢には違和感を禁じ得ず、そうしたNHKの"軍門に降ったか"との想いを感じさせる動きにも見えますね。
ただでさえ「紅白スペシャル」だの「紅白メドレー」だのと、紅白出場を決めたことへの喜びを示すことに過度に特化したような曲ばかりが目立つような昨今の状況に辟易するところのある紅白歌合戦ですが、こうした流れに乗らなかったスピッツの姿勢には、相応に評価して良いのではと思います。
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