mixiユーザー(id:1806035)

2019年12月18日19:22

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引きこもりを理解させようとして、却って偏見助長の失敗記事

■元農水次官に懲役6年、ネット「殺したのは英断」と波紋…「自殺か他殺か」と悲観した元ひきこもり男性が変化した瞬間
(AERA dot. - 12月16日 15:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5903920

ちらっとつぶやきにも書いたけど、この記事の違和感がずっと引っかかっていた理由について考えた。

多分、この記事の主題は
「ひきこもりなら殺してもよいというのか(それは違うだろ)」
ということを言いたかったんだろうとは思う。
やまゆり園の事件とか、政治家の「生産性」発言とか、今の日本社会に蔓延する間違った自己責任論による弱者叩きに代表されるような排斥の危機。
でも、それとこの事件へのリアクションは違う。
 そもそも、『「殺したのは英断」という声が上がっている』というが、そうだろうか?
 むしろ、「仕方なかった」「殺さなければもっと悲惨なことになっていたかも」という、ある種の緊急避難的な同情心ではないだろうか?

 多少ケースは違うにせよ、これは「介護殺人」とか「介護心中」の文脈で考える事件だと思う。

 それに、この息子を「引きこもり」のカテゴリーにくくるのは乱暴すぎる。
引きこもりだから、親に殺されたのではなく、暴力をふるってこのままではいつ殺されるか解らない危機的状況で、追い詰められて判断力を失した父親が息子を殺したわけだ。
 つまりは「凶暴で理屈が通じない引きこもり」だったわけです。
 
 この息子を擁護する発言の中には「死人に口なし」で一方的な親の話しかわからないという声がある
確かに小学校の運動会がうるさい、といったことは、確たる証拠はない。
ただ、逮捕時の際、父親の体が痣だらけだったこと、ツイッターに残された発言から垣間見える息子の人格。
また、結婚を妨害されて自殺した娘さんについての報道についても、不確かではあるが、当時の婚約者だった人のインタビューでも取れれば、実情も確かめることは可能だ。

 むしろ「引きこもりを差別するな」という主旨の記事のつもりが、却って善良で無害な引きこもりの人たちを、この息子のような悪質な人間だとミスリードさせるような失敗記事なのだな、これ。

 だからね、引きこもり諸君、こんな記事に惑わされて息子擁護しちゃあかんよ。

 
 
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