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2019年05月30日00:28

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一千万年の隔たりで弟妹たるチンパンジーはそこにいる。

 安心するニュースです。
 【グラフ】は円山動物園のサイト(https://www.city.sapporo.jp/zoo/chimpanzee/shinka-1.html)から。

 ヒトは他の種に人権を与えるかどうかと悩まずにすみそうだし、「知能が高い【から】」駆逐するべきと考えずにもすみそうだから。
 カメの甲羅を割ることが自然界ではすごいことなんですよね。
 私たちヒト種以上の知性には当たり前のことが。

 カメにしてみれば、割られることがほとんどないからこそ爬虫類のまま進化の道を選んで今も生きているわけですけれど。
 この星では知性と知性の争いが種をまたいで起こったことはない。
 そこに安堵します。
 チンパンジーと比べてヒト寄りの知性がもし見つかったら、どこまで権利を認めるべきかの難題とついに向き合うほかない。そのことはすごく怖いことですよね。

◆

カメを捕食するチンパンジー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5640336

 チンパンジーがカメを捕食するところを初めて観察・確認したと、ドイツ・オスナブリュック大などの研究グループが、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。カメを木の枝に打ち付けて甲羅を開いており、他の仲間と分け合って食べる様子も頻繁に観察されたという。

 グループは2016〜18年、アフリカ中部・ガボンのロアンゴ国立公園に生息する野生のチンパンジーの群れを観察。チンパンジーが熱帯雨林に生息する約40センチの甲羅を持つ陸ガメ、モリセオレガメを食べる様子を確かめた。チンパンジーは雑食で知られるが、爬虫(はちゅう)類を捕食するところの観察は初めてという。カメの甲羅を開くのに成功しているのは大人の雄のみだった。

 今回観察されたチンパンジーは、カメの甲羅を木の枝に打ち付けるという同じ方法で捕食していた。一方、カメとチンパンジーが共存する他の地域では、こうした捕食法は知られていない。このためチームは、地域特有の文化的な行動かもしれないと推測する。

 チンパンジーは国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧種に指定されている。同大のサイモン・ピカさんは「生息地の破壊などで一度チンパンジーがいなくなると、ユニークな文化は戻ってこない。我々はチンパンジー保護のためにより一層努力する必要がある」と話す。【信田真由美】

◆

(超耳)

 ヒト以外に人権を認めるべきかどうかという嫌な宿題は、とはいえそう遠くない時期に果たさねばならないんですよね。
 たぶん私たちが作り出したモノを起爆剤にして降り掛かってくるんだと思います。

 人権があると辛いんですよ。たとえば刃物を所持しているだけでは拘束できない。トラブルを起こし続けていて引きこもりをしているような「あいついつか通り魔とかの犯罪をやらかしそうだ」と思っても、ことが起こるまでは手出しできない。
 私たちは川崎市で先日起こった悲しい事件を知るだけでも、とても辛いんです。(【画像】でGoogle検索「川崎市通り魔事件」)
 同種だけでいっぱいいっぱいです。

>我々はチンパンジー保護のためにより一層努力する必要がある

 ここまで驕っていられることに安堵します。
 チンパンジーが私たちヒト種の脅威になることなど絶対にないということに確信を持てるからこその発言ですもんね。
 チンパンジーと私たちヒトの祖先とは、1400万年から700万年前に分化したそうです。だいぶ昔だから、彼らに人権を認めないとしても少ししか心が咎めません。

 映画『猿の惑星』シリーズでは、コーネリアスとジーラの息子マイロがシーザーと名乗って知恵あるサルたちの始祖になったという流れでしたよね。コーネリアスたちが例のアレに乗って私たちの地球にやってくることはないですから、悲しいサルとヒトとのお話も、映画の中だけですみそうです。

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