きっと問題を根本から解決するのには程遠いんでしょうけれど。
でもそうだからこそいいなあと感じます。
薬を過信せずにすむ。悪用・誤用の恐れも小さい。
私たちヒト側の運用の上で、弱い薬ってすごくありがたいと思うのです。
◆
■対人障害改善の薬開発=「幸せホルモン」鼻からスプレー−浜松医科大
(時事通信社 - 01月21日 12:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5464831
他者の気持ちを読み取ることが苦手など、対人コミュニケーション障害から生きづらさを抱えるとされる「自閉症スペクトラム障害(ASD)」。「幸せホルモン」とも呼ばれる「オキシトシン」を鼻からスプレーする治療薬で症状の改善が見られたと、浜松医科大学などが実用化に向けた研究を進めている。これまでASDに有効な治療法はなく、全国の患者や家族らから注目を集めている。
研究代表者で同大の山末英典教授によると、ASDは自閉症やアスペルガー症候群などを総称する診断名で、100人に1人の割合で存在。2〜3歳で特徴が表れるが、大人になるまで分からず、「職場で意図せず人を怒らせてしまうなど、トラブルにつながることもある」という。
山末教授は、ASD患者が男性に多いことに着目。女性の陣痛や母乳分泌に関わるオキシトシンが、協調性に関係するのではないかと仮説を立てた。臨床試験したところ、オキシトシンを鼻から吸引した成人男性患者は、治療前には活動が低下していた感情理解などをつかさどる脳の部位が活発化、コミュニケーション能力の向上が見られた。
近年、ASDの認知度向上に伴い受診率が上昇。診断者数も増加傾向にあり、社会的な関心も高まるが、有効な治療法はない。山末教授は「患者や家族、社会全体にも大きな負担が生じている」と語り、早期に治療薬を開発したいと話す。
山末教授は昨年12月、医療分野に貢献した若手研究者に贈られる内閣府の日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞を受賞した。
治療薬は現在、第3段階まである試験の第2段階で、全国7大学で治験を実施している。今後は、女性や子どもなどへの効果や安全性を確認し、2023年ごろまでの実用化を目指すという。
◆
(超耳)
外見からはわからないし、もしかすると障害を持っている人が一生気づかないかもしれない類のことですよね。自閉症スペクトラム障害(ASD)って。
聞いた話で恐縮ですが、心の障害の問題には、まず家族やご本人が障害を認めたがらないというハードルがあるのだとか。受診することすら避けられる傾向があるとも言われます。気持ちはわかります。
弱い薬なら、試すことにもためらいが少ないかもしれません。障害を緩和できればよし、障害がなく「本人の性格です」という診断になればそれもよし。生きやすい人生を選びやすくなるのにつながってほしいなーと願います。
薬が直接に診察を受けるハードルを下げるわけではありません。でも「私も使っているんだよ」みたいなカミングアウトのハードルは下がると期待できそうです。飲み薬より点鼻薬のカタチのほうが見た目も弱い薬っぽいし。そうすると「じゃあ自分も病院に行ってみようかな」「うちの子も一度」と一歩踏み出す人も出てくるのではと愚考するのです。
私は頭痛持ちですけれど、こんな程度のことでも「たぶん他の人に誤解されているかなあ」と感じることがあったように思います。ズルしているとか言い訳にしているとか。幸い、あからさまに言われたり嫌がらせを受けたりという経験はありません。
頭痛薬が効くからですよね。よほどのことがなければ学校で授業を受けられたし仕事もできましたもん。
どんな辛さも、不合理なものは軽減するといいなと思います。
私の頭痛に市販薬が弱く効いてくれるように。
ちなみに今も頭痛です。もう薬も飲んでいます。たぶん5分の1くらいに辛さが軽減されています。積極性はごっそり奪われますけど、お仕事はできるのです。
弱い薬と素人が勝手に判断しましたけど、誤解だったらごめんなさい。
記事から受ける印象で、根治を目指すのではなく対症療法として有効で手軽だと考えました。
ログインしてコメントを確認・投稿する