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2018年12月05日07:28

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不幸なのか…? 幸せなのか…?

人それぞれの感性…。
感性というは不思議なものだ。
その感性のいかんによって人を幸せにすることもあれば、ややもすると不幸に導いたりもする? 
…と、このところ思うこと多々の私なのである。
 
蕎麦好きな私に対し、ある人は…
 蕎麦なんて、何処で食べても同じだろ !?
 蕎麦屋での違いなんて、あるの? 
…と問い掛けて来たのだ。
ん〜。
返答に難しい問い掛けである。
何故に難しいかと言えば、その人と私とでは根本的に感性が異なるからだ。
驚いたことに「何処で食べても同じだろ !? 」というくらい、私とは感性が異なる。
こんなにも感性が異なってしまうと、どう説明を差し上げても「理解を得る」のが「難しい」ということ。
私の感性(味覚と嗜好)では「こりゃ〜酷い…」であろうとも、それを「美味しい!」と絶賛する感性の人もいる。
実際、私に問い掛けて来たその方も「何処でも(どの店でも)変わらずに蕎麦は蕎麦じゃん!」と仰る。
ん〜。
だから、難しいのだよ。
近年、私は蕎麦屋に関しては冒険をしなくなってしまった。
理由は単純で、もう「金を返せ、こらっ!」と言いたくなるような店との遭遇に「うんざり…」させられる事ばかり…。
だからもう冒険心は衰退の一途で、お気に入りにしか足を運ばなくなってしまった昨今である。
でも考えようによっては、私のような蕎麦好きは不幸な人間なのかも知れない…? 
美味い蕎麦を食いたいと思えば、最も最寄りのお気に入りのお店でも我が家からは片道で 17km 以上もある。
どうしてもあの蕎麦を食いたいと思えば、片道 50km 以上はざらで 100km 以上というお店もある。
だから、結構に大変なのである。
移動するだけでも時間とお金が掛かってしまう。
そう考えると、近場の蕎麦屋で「何を食っても美味い!」と喜べる感性の方が幸せなのかも知れない。
 
Audio に関しても同じである。
流石に Speaker(音の出口)が異なれば誰でもその違いくらいは解るであろう。
けれども、その Speaker を Drive する Amp. だったらば、どうだろう…? 
3万円の Amp. と10万円の Amp. とを聴き比べ、その違いが解らない感性の人は「3万円の Amp. で充分!」ということになる。
それが50万円であろうと100万円以上であろうとも、その違いが解らないとあらば、3万円の Amp. で「散財すること無く楽しめる」のだ。
それって…? 
考えようでは「悔しい程に羨ましい!」ではないか。
つまりは(無駄な?)お金を必要とせずとも「満足」出来るのだから…。
あぁ〜。
Audio Maker が威信にかけた最高級 Amp. が奏でる、あの素晴らしい世界…。
それを知ってしまうと「身分不相応の高望み…」な毎日になってしまう私にしてみれば、お金が掛からないというのは素晴らしいことだよ。
憧れの製品が中古で「おぉ !?」な価格のを見つけてしまったらば、もう真剣に「どうしよ…?」と悩んでしまうのだよ…。
そんな、猛烈にバカっぽい呪縛とは無縁な感性の持ち主は、下手に「あれこれ…」と騒ぐ私よりも凄く幸せなのかもしれない。
 
でも…? 
自分の感性が自分自身を不幸にしているとあらば面白くない話なのは当然のこと。
だから、自分の感性で喜べることに全力を尽くし、それが報われた時の喜びったらばもう、悦楽の領域だったりする。
あぁ〜、湯水のようにお金を使えたらば…? 
残念だが、私はそういう経済力に恵まれていない。
でも、考える頭はある。
これまでに様々な経験も積んできた。
自分の中での正しい知識と理論も大切である。
理論を固め、その効果を想像し、少ない投資で最大限の「良い効果を得る」を目指すというのも Audio の楽しみ方のひとつだと私は思うのである。
これが上手いこと当たれば「あぁ〜、幸せ…」に至る、筈なのだが…? 
 
前置きが長くなってしまったが、今回は我が家の Audio に纏わる話である。
それはもう、何から何もが悪戦苦闘の日々だった…? 
全ての Layout も弄ってしまったもんだから、我が家の AV Room を完全に Reset したも同然。
全ては手探り状態の毎日で、頼れるのは自分の耳だけ…。
本当に悪戦苦闘の連日連夜だった。
でも、漸くにその「方向性」っぽいのが見えて来たので、久々に日記を記す時間も作れるようになった次第である。
そんな辛いような楽しいようなだったこの1ヶ月ちょっとのあれこれを日記に残しておきたい。
 

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先ずはこれ! 
教祖様(Audio 評論家の故・長岡鉄男氏)が設計し、この私が自作した Speaker System “AV-90” の Unit を Fostex 製の “FX120” に変更したのは11月に入ってすぐのこと。
その「第一声」は私の想像どおりで「おぉ !?」と喜ぶも、充分な Aging を必要とする「あちゃ〜」な音も当然とあったりして…。
とにかく、連日で(大音量をじゃんじゃんでの)Aging を急ぐ日々が続いた。
直径 12cm の Full Range が一発だけとあらば「こんなので本当に良い音がするのかよ?」と思われる方も少なくなかろう。
そう、Unit はこの直径 12cm の Full Range だけ…。
なのに低域は、直径が 30cm 以上もの大きさの Woofer に匹敵する Double BassReffex なのだ。 
でもって、小さな Full Range が一発だけという「点音源」が故に、その音像の Real さに「鳥肌が立つ」こともしばしば…。
間抜けな 3way や 4way 構成では絶対に不可能な音像の素晴らしさを知ってしまうと、こういうのも Main から外せないのだよ。
長岡式 BH(Backroad Horn Speaker)と比べてしまうと、あの圧倒的な Speed 感や音圧感は望めない。
けれども、Maker 製の高級な Compact Speaker System と比べたらば「圧倒的な Speed 感」であり、とにかく「音離れ」の良さは抜群も抜群! 
しかも、BH でのような「聴き疲れ」に至ることもないのが凄く嬉しいのだ。
 

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そして、遂に JBL の “L56” が我が家に嫁入りした。
 

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2.2kHz までを受け持つ、この直径 25cm の Woofer が奏でる重厚な低音には驚いた! 
お店で聴いた時とは大違い !? 
我が家では重厚も重厚、いや、もう「低音が出過ぎ」なくらいである。
”AV-90” と比べてしまうと「鈍臭い」くらいに Speed 感の無い、重い低域をゆったりと奏でる。
お店で聴いた時はもうちょっと Speed 感があるように感じたんだけどなぁ〜。
 

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一方、この Tweeter が奏でる Cymbals の音の素晴らしさは我が家にやって来ても健在だった。
そう! 
私は “L56” が奏でるこの Cymbals の音に惚れ込んでしまったのだよ。
ん〜、素晴らしい! 
でも、やっぱり「低音が出過ぎ」が気になる。
どう見ても(いや、どう聴いても?)中高域との Balance が悪い。
これは何とかせねば…。
 

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そんな事情もあって、世間で流行りの Spike Insulator を試してみる運びとなった。
そう! 
困ったことに、我が家の AV Room の床は Flat ではないのだ。
壁際の床面が高い…。
場所によっては、ややもすると 1mm 以上も高い。
今回は Speaker System をその劣悪な壁際に追い込む Setting にせざるを得なかった。
その劣悪な床面に Speaker を置けば、当然にガタつきが生じる。
Layout を根本的に変更した以降の「音の悪さ」の原因のひとつが、やっぱりこれだった。
なので、高さ調整も可能な Spike Insulator の出番となった次第である。
あくまで「お試し…」なので、安いやつを大量購入してみた。
8ヶで ¥3,000 もしないのを3式、計24ヶを購入してみたのだが…? 
写真の左側は、受け皿の上に Spike 側が自立しなかった奴。
自立しなかったのはこれ1ヶだけ。
同じく右側は、受け皿の上に Spike 側が自立する奴で、他の23ヶは写真のとおりで全て自立可能だった。
そもそも何故に Spike なのかと言えば、理論的には振動を一定の方向に伝える為にある。
Speaker からの振動は床へ伝え、床からの振動を Speaker へは伝えない。
それを目的に、尖った Spike は下向き(床側)にする。
鋭く尖った Spike の先端で上からの重量を受ける。
つまりは「点で支持する」ことが重要! 
…という事とあらば? 
全ては「受け皿で自立しない」のが望ましい、いや、そうあるべきである。
自立してしまうとは、点接触ではなく面接触になっている証拠。
なんだけれども、自立してしまうのが圧倒的な大多数とあらば…? 
1ヶだけ自立しない左側の奴が異常(不良品)という事になってしまうのだろうか…? 
ん〜、どうなんだろ…? 
流石の「安物」である。
 

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その要因は、この受け皿の違いにあるようだ。
 

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自立可能だった受け皿は、その厚みが 4.83〜4.92mm だった。
 

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一方、自立が不可能だったのは厚みが 4.40mm と、およそ 10% も少ない。
が故に溝も薄かったので面接触が不足して「Spike が自立しなかった」のであろう。
でも、前述のとおりで「Spike が自立しない」のが「正しい」筈なんだけれど…? 
ん〜。
やっぱり流石の「安物」である。
そんな8ヶで ¥3,000 もしない Spike Insulator の効果はさて、いかに…? 
 

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早速に、”AV-90” と “L56” に Spike Insulator を導入してみた。
 

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支持方法は、世間で流行りの「3点支持」を試す。
背面側に2点、正面側が1点という三角形構成の「3点支持」だ。
ほほぉ〜。
ほんの僅かなガタつきすら、見事に解消させてくれたぞ。
低域は力強さを取り戻し、中高域の曇りはすっきりと晴れた。
やっぱり「Speaker のガタつきは禁物」を改めて痛感させられた次第である。
 

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“L56” は「本体側」ではなく、床と接する「Stand 側」のみに Spike Insulator を「3点支持」とした。
これで “L56” のガタつきも解消された。
のだが、しかし…? 
 

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赤マルで記した、正面側の左右端の振動が激しい。
ん〜。
当たり前と言えば、当たり前。
支持されること無く「宙ぶらりん」なのだから当然のことである。
振動しているとあらば、ここからも「音が出ている」ということ。
それが「良い音」の要因とあらば大歓迎なのだが、それは有り得ない話…。
音が濁る、透明度が低下する要因こそ、こういった「余分な振動」が起因する。
これの是正は必須! 
なんだけれども、さて、どうする…? 
 

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とりあえず、その「3点支持」での試聴を繰り返す。
ん〜、どうなんだろ…? 
結論から言うと、”AV-90” には効果的だった。
その音像は更に鮮明と化し、低域は歯切れと量感との Balance も悪くない。
一方、”L56” はと言うと「微妙…」である。
傾向としては “AV-90” と同様なのだが、やっぱり透明度が低い。
締りの無い「低音が出過ぎ」も解消されずのまんま…。
ん〜〜〜。
やっぱり、重量が不足している。
明らかに重量不足だ。
 

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で、重量不足を解消させる策に出る。
 

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それにしても、酷い Looks と化したもんだわ…。
 

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この着色 Concrete Block は1ヶで 5.6kg という品物。
5.6kg で単価は ¥710 と、重量あたりの価格は格安だったのでこれを試してみる事にした。
鉛だと、1kg でおよそ ¥1,000 ちょっと…。
でも、これならば 1kg あたり ¥127 と桁違いの安さなのだから失敗に終わっても痛みは少ないのだ。
それを計16ヶ購入し、早速に導入した次第である。
 

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“L56” にはこんな感じに…。
 

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あのビビリまくっていたところにも、これを…。
すると、どうだ…? 
あの不快な振動はぴたりと治まった。
やはり重量増大化の効果は覿面で素晴らしい。
素晴らしいのだけれど、大きな問題が浮き彫りになった !? 
 

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“AV-90” に至っては、頭におよそ 17kg を追加した格好である。
 

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にも拘わらず、足は「3点支持」とあらば…? 
おそらく、震度 “3” の程度の地震でも転倒するであろうよ、きっと…。
5.6kg もの Concrete Block が、あの高さから3ヶも落っこちるとあらば「ただ事では済まない」のはバカでも判るぞ !? 
 

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“L56” も、その耐震性の低さは目に見えている。
どうするのよ…? 
このままだと、震度 “3” の程度でも我が家の AV Room はめちゃめちゃな壊滅状態になっちまうぞ !? 
 

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そこで、世間では Taboo の中の Taboo な手法に手を出す運びとなった。
 
その Taboo に手を出して、事態は更に「泥沼」と化す…? 
この悪戦苦闘の日々、話は長くなるので次回に続く。
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