1946年ニューヨーク。不景気で沈んだ町の底辺で足掻く3人の兄弟がいた。長男レニーは戦地で脚を怪我し、真面目に生きようと葬儀屋で働いている。三男ビクターは気の優しい大男で力持ち。アタマは弱いが、氷屋の配達をしてせっせと日当を稼いでいる。問題は次男のコズモで、まともな職に就く気はないくせに大口を叩き、一攫千金を夢見るダメ人間だった。ある日、コズモはキャバレー〈パラダイスアレイ〉の出し物である賭けレスリングに目をつけ、ビクターを出場させて賞金をゲットしようと思い立つ。そして暴力嫌いのビクターを上手く乗せてリングに上げると、目論見通りチャンプをダウンさせるのだった。これに気を良くしたコズモは勝手にマネージャーとなり、ビクターをレスラーにさせて稼ごうとするのだが…
「パラダイス・アレイ」。ロッキーの成功後にスライが監督・脚本・主演・主題歌(笑)を担って挑んだ家族ドラマ。地味だし、スタローンが身体を張らない役なので、知名度はかなり低い作品ですね。しかし悪い映画じゃないですよ。タイプの違う兄弟たちの摩擦と絆をしっかり描いていますし、グローリーとの別れにはちょっと泣けてきます。「ザ・ファイター」に少し雰囲気は似てるかな。実はこの廉価DVDを購入して初めて観たんですが、レニー役にめちゃ若いアーマンド・アサンテが出演し、その恋人役でアン・アーチャーが出ているとは知らなかったな。
ちなみにビクターの吹替は佐山サトル。初代タイガーですよね。素人だから仕方ないけど、ちょっと出来は酷いな(笑)
吹替といえば、スライをやってるのが玄田哲章でアサンテをやっているのが羽佐間道夫というのも面白かったですねぇ。ビクターが勝ち進むと、スライとアサンテのキャラが逆転していくのが映画的に凄く面白いんです。
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