11月25日で、三島由紀夫自決より48年なんですが、その檄文というものを
初めて全文通して読む機会があった訳ですね。
その中で、現行の憲法の下では自衛隊はアメリカの傭兵となってしまう事の
危機を言っているのもあるんですよね。
だから、自衛隊は国軍であり主権国家足る日本を復活させなならん!!
と言う感じです。←大雑把だなぁ
で、三島由紀夫自決から48年。
ある意味では日本は、アメリカと共同でといいながらも自身の裁量による戦闘は
未だできないまま、憲法の上位である国連憲章だの国連の決定だので海外に出張る
と言う事になるんですね。
これは、まさに三島の言うアメリカの傭兵ではないか、と。
補給とか、そういうのはあっても自立した判断での戦闘や撤退は不可能な状態で
自衛隊の派遣をするのは正に片手落ちである、と。
じゃあ、憲法を変えて9条をなくせば良いのか、自衛隊を明記すればよいのか
と言うとそうでもなく、実は矛盾だらけの現行憲法を変える必要があるのが前提。
例えば、天皇条項にしても日本国民総意としての象徴といいながらも世襲による
と言う革新と伝統が噛み合わない状態で書かれている、と。
そして、解釈によっては日本国民の総意とはなにかとなると、ちょっと前までは
太古の祖先から、遠い未来の子孫に至るまでの責務である、と言う風に解釈してたが
今は国民の2/3で可決なんて感じ。
つまり、国体を解釈する事すらマトモにできていない。
また、前文にある自由と平和と正義と平等を愛する諸国民なんてーのもまた違う、と。
憲法できた時からそんな国はねーです!!って処ですし、今なんかもう欠片もない。
コスタリカくらいか?というと今は麻薬組織による犯罪禍が迫ってるとか言うのも
話には聞くので、現行の憲法そのものがもう言葉からして現実に即して無い。
また、憲法を制定したのがまだGHQが存在している時でこれは国際法における
他国もしくは何某かの占領下に置いてのその国の大きな方針を決めたらあかん!
と言う条約に違反している、つまりGHQ=国連軍の国際法違反である、と。
しかも、その当時はまだ南方にも未帰還同朋が多くおり、ソ連のシベリア抑留と言う
これまた国際法違反の事案があったにも関わらずGHQの指導の下、憲法制定はこれまた
間違いである、てのは否定できない事実なんですな。
んで、なんでGHQ=国連軍と書いたかと言うと、日本国憲法は第二次世界大戦が
終了した後の、世界秩序の構築のテストケースつまり、連合国主体の国連が統治する
統一地球政府というかいわゆる地球連邦的なもんの下地を作る為の実験であった、
なんて話もある位ですからね。
これはムーからそれなりの社会情報雑誌等でも書かれたことがある話なんで、
まあ、一部では事実であろう、と。
自由と民主主義と資本主義経済を国連が統合軍となって守る世界のモデルを
日本で実験しようとしたって話なんですよね。
まあ、民主主義があるんでソ連が反対して冷戦になったなんて事になるそうで
こうなると、もう日本国憲法ってのは成立時の設定が破綻しているので成り立たない
って事になるんですよ。
チャーチルがソ連とその首魁スターリンを嫌っていたなんて話もあるから、
元々国連なんかは機能不全前提の存在といえるのですけれども、しかしですね。
国連があってこその米軍駐留とも言えます。
実際、米軍は極東に於ける国連の監視システムの一環としての機能があり
横田には国連軍司令部があったりします。
これは朝鮮戦争体制で、なんですけれどもそれも役目が終われば解散し
在韓米軍は撤退します。
同盟国なので、少しは軍と施設を置くかもしれませんけれど、今のような
部隊配置はなくなります。
んで、じゃあ日本は?
といいますと、日本国憲法と国連の関係が生まれたときから対になっている
なんて仕組みなものですから、9条在る限り国連の保護下のまま。
つまり米軍の撤退は、朝鮮戦争体制による配置が減るだけでありえない、
なんて話だとかなんだとか。
だから、最初は日本からも撤退する!なんて言ってましたが今あまりそのような
威勢のよい発言はしません。
国連の事もあまり言わなくなってて、これは大統領になって知られざる事実、
なんてもんを知った事によるでしょう。
でも現在はどうか?
日本国憲法や9条護持なんて言っても、国連(米軍)が機能しなければそれは
成り立たない事実で各国の憲法の上位にある国連憲章や国連の決定次第で、
日本もあれやこれやに巻き込まれる。
正直、独自の独立した憲法を作らないと、国連の決定ですから!で事が行われ
自衛隊が出るってのはそれこそ9条支持者ほど理解しないといけない事であって
それを知ると、日本国憲法の欠陥が浮き彫りになる。
日本国憲法と国連の関係を言うと、国連神話は後にできたと言う人も
出てくるのだけれど、国連神話を作るための伏線や設定は必要でして
それの成功例としての日本およびアジア地域、としたかったのもこれまた
事実であり、それが朝鮮戦争やソ連の共産主義革命と拡大思想により
頓挫した、なんて話も考えないと行けないんですよね。
ソ連はその社会構造上、戦後の復興は早いのですが同時に技術革新は遅く
それでも共産主義革命の火を消せない。
それはスターリンの独裁による傾向があるからなんて話にはなりますけれど
これらの問題を抱えた時期に理想の統一地球社会を作ろうとした当時の首脳や
コスモポリタニズムの人達の敗北でもあるんですよね。
現在は、その由来や意味、意義を忘れて9条護持派の人達は戦争を放棄だ!
とか9条があれば戦争にならないって言ってますが、それは国連が統合軍を
ちゃんと維持して機能させてこそ、なんですよね。
それができないでいるのは、結局日本だけしかそのテストケースと実行が
できなかったから、なんて事になります。
もし、国連がちゃんと機能し、中国と台湾の諍いが起こらずソ連も
拡大主義を止めていたら、日本国憲法とその仕組は国連による統合政府と
地方自治みたいな感じで機能したんでしょうけれどねえ。
実際には、人はそこまで進歩してませんよー、と言う事になるだけだったと。
仮りにそのとおりの世界が生まれてたら三島由紀夫も作家として安穏と
そして、ストレスを抱えて行きていたでしょうねえ。
ただ、ノーベル文学賞は貰ってたかも、なんて感じですけれど。
そういう世界ではない、または国連が形骸化した以上、実はその為の
布石だった日本国憲法は機能しない事になるんですよね。
だからこそ、今は憲法そのものを見直す時期だ、と。
9条に加筆したところで、既に修羅ワールド化してるような世界では、
何もできないやられっぱなし条項で終わるだけになりますし、戦争を
防ぐと言う観点でも、70年も前の物を後生大事にしても逆に戦争を
起こすだけ、かもしれません。
地域に不安が発生し飛び火してくる前に、交渉と防衛で鎮火する事も
できない状態になりつつある社会、と言う認識で考えないといけないし
三島の危惧した状況や社会になりつつある事も頭の片隅に入れておく
なんてーのは憲法論議の際には必要だと思うのですよね。
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