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2018年11月10日13:08

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『世界史的立場と日本』(中央公論社)の不思議

昨日、気がついたのであるが、わたしの本箱に、西谷啓治、高山岩男、高坂正顕、鈴木成高の『世界史的立場と日本―東亜共栄圏の倫理性と歴史性 総力戦の哲学』(中央公論社 昭和18年3月25日初版)かある。

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この『世界史的立場と日本』という対談こそが西谷啓治、高山岩男、高坂正顕、鈴木成高を戦後、戦争責任を負われて京都帝国大学から追放とされた理由の一つである。

当時、京都帝国大学文学部哲学科の教授であった高山岩男(哲学)高坂正顕(哲学史)西谷啓治(宗教学)鈴木成高(文学部史学科西洋史)は、アジア太平洋十五年戦争を�狹�学的�瓩飽嫐I佞院�肯定しようとしたのである。

今ではこの『世界史的立場と日本』(中央公論社)は、稀本としてそれなりに高価な値段がついている。

しかしその『世界史的立場と日本』(中央公論社)がわたしの手元にあるのだろうか。その理由がわたしにもよくわからない。二つのことが考えられる。この『世界史的立場と日本』の裏に鉛筆で��1,000�瓩判颪�れていることからすれば、わたしがどこかの古本屋で見つけて購入したということだ。しかしもしそうなのだたら、わたしはどこの古本屋で購入した本なのかという記憶は残っている。その記憶がないということは、どうも私が購入したという線は薄い。

もう一つ考えられることは、恩師・原野栄二先生から頂いたということだ。
「この本がぼくらの戦後を混乱させた一冊だ。きみ、持っておいてくれ」
といわれて、頂いた記憶もうっすらと脳裏に残っていないこともないのだ。

実際、この『世界的立場と日本』という本は、戦時中の京都学派の中心にいた、高山岩男、高坂正顕、西谷啓治、鈴木成高があのアジア太平洋十五年戦争をどのように考え、そしてどのような�狹�学的�瓩飽嫐�づけようとしていたのかということ考えるうえで、�狢莪豕蘚�資料�瓩任△襪海箸呂いΔ發泙任發覆ぁ�ただわたしは京都学派の戦争責任とは、あのアジア太平洋十五年戦争の�犲詑岫瓩鮹里蹐Δ箸呂靴覆�ったことにあり、自分たちの教え子である学生たちがどのような戦場に送られることになるのかということを知ろうとはしなかった、そこに�狡觜饌膤悗龍鬼鵜瓩箸靴討虜蚤腓寮鐐萓嫻い�あると考えているのである。

しかしわたしの本箱のなかに『世界史的立場と日本』(中央公論社)がポンと置かれている。とても不思議なように思える。
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