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2018年08月31日12:29

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ダイヤ至上主義?

■畑に急病人「救助に向かいます」 快速列車止めた運転士
(朝日新聞デジタル - 08月31日 08:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5267847

元より鉄道の運行には時間厳守、ダイヤ至上主義的な部分がある。鉄道人にとって列車遅延は最大級の罪であり恥である。

さて、本件。

確かに当該列車は20分遅延した。鉄道としては致命的なトラブルではある。然しもし列車が所定通り運行していたら、果たして熱中症で倒れていたご老人は無事だったのだろうか?(たとえ最寄りの停車場から119番通報したとしても)。

鉄道においては定時運行は最優先事項であり、本件では要救助者が倒れていたのが軌道内・鉄道用地内ではなくその外部である以上必ずしも通報・救助の義務はないが、鉄道に限らず、人の命の重さは誰のものであっても同じく尊く人道上それを救い守ることは時に法令をも超えて優先される。本件においても其れが適用された。それが功を奏して命の火が消えずに済んだ。このことは大いに称賛されるべきだろう。

当該列車の乗客達は或は予定が狂った人もいたかも知れない。大切な要件に間に合わなかったかも知れない。然し、人命救助の前には止むを得なかった。乗客達もそれ故に敢えて異を唱えなかったのだろう。

尚、軌道外に倒れている人を見つけたことを[わき見運転]と断じた日記を見かけたがこれは言いがかりと言うものであろう。動力車乗務員は只前方のみを注視していれば良いというものではない。軌道敷の外側から公衆や動物や車両或は障害物が飛び込んで来る事例がある以上、軌道面周囲にも適宜気を配らなければならないし、まして車掌の乗務しない列車とあれば運転士は乗客の動向にも気を配る必要がある。その一環で発見できたのだが、ある意味天祐僥倖の類かも知れない。

>緊急時には、自らの判断で安全と認められる行動を取るよう指導している

これ、国鉄時代から現場の職員各位には教えられていたそうな。殊に頼れる上長や同輩のいない場面での突発的緊急事態に遭遇し易い乗務員達には骨の髄まで染み込んでいるだろうね。

列車遅延の汚名を覚悟してでも人命救助を選んだ御英断に拍手(^^)/
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