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2018年08月13日00:18

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経済力とは何か?

今日は雨で、テニスの練習は中止になった。
休みの日の雨は退屈だ!

経済力とは何か。

「おカネの量」ではありません。
おカネとは「債務と債権の記録」
であるため、極端な話、二つの経済主体が、
「貸して、借りて、貸して、借りて」
を繰り返すだけで増えます(いや、本当に増えます)。

経済力とは、モノやサービスを
生産する力です。

経済学用語でいえば
潜在GDPであり、
分かりやすく書くと供給能力。

供給能力は、過去の投資の蓄積である
「生産資産」という国富の能力でもあります。

さて、それでは軍事力とは何でしょうか。

一般的には「国家やそれに類する集団が、
内外の対象に対して、実力行使ができる能力」
でしょうが、これでは抽象的すぎます。

三橋式の軍事力の定義は、ずばり、
「敵国の供給能力を破壊する能力」
です。

戦争、あるいは「防衛」でもいいですが、
国民を守る、相手国の軍隊を打ち破ることを
「サービス」として認識してみてください。

軍事的サービスは、他のサービス同様に
「資本」「人材」そして「技術」で
成り立っています。

自衛隊でいえば、
装備品(要は兵器)、自衛官、防衛関連技術。
この三つにより、日本の防衛サービスの
供給能力は成り立っているのです。


三橋に言わせれば、軍事的サービスの供給能力を、
お互いに破壊しあうことが「戦争」です。

つまりは、どれだけ人材(兵士)がいたとしても、
資本や技術が劣っていると、
「互いに供給能力を破壊しあう」戦争に
勝てるとは限らないのです。

さらには、軍事的サービスにおいても、
労働集約的、資本集約的の違いがあります。

いわゆる人海戦術は、もちろん労働集約的な
軍事的サービスということになります。

軍事力にも、経済力同様に
「資本」「人材」「技術」の三要素があるのです。

例えば、チンギス・カン率いる騎馬軍団が
世界を席巻したのは、まさに「騎乗し、騎射する」という
軍事技術において秀でていたためです。

さらには、チンギス・カンの孫にあたるクビライが、
カラコルムのクリルタイで正式にカーン(皇帝)の座に就いた
弟のアリクブケを打倒することができたのはなぜなのか。


当時は、モンゴルの帝室のほとんどが
アリクブケ側に味方しました。

それにも関わらず、クビライはアリクブケを打倒し、
カーンの称号を手に入れます。

理由は、当時のクビライが旧・金帝国(華北農耕地帯)の
「経済力」を活用することができたためです。
クビライは、華北の物資について、
カラコルムへの輸出を差し止める
経済封鎖を行いました。


結果、カラコルムは干上がり、
戦線離脱者が相次ぎ、
アリクブケはクビライに
降伏するという結末になったのです。

そもそも、カラコルム(モンゴル高原)は
華北の農産物に依存していました。
そのルートを絶たれると、たちまち
糧食が尽きてしまったというわけでございます。

経済力と軍事力の関係を認識すると、
中国製造2025(メイド・イン・チャイナ2025)、
つまりは「2025年までに全てを
中国で生産可能とする」という中国の「経済的目標」が、
本当は何を意味するのかが理解できるはずです。


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