■鶴竜も休場、3横綱全員は19年ぶり 大相撲名古屋場所
(朝日新聞デジタル - 07月13日 10:39)
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大相撲七月場所六日目、 横綱鶴竜が「右肘関節炎で2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して今日から休場、三横綱が揃って休場する事態となった矢先、唯一の期待と見られていた新大関の栃ノ心が小結玉鷲の小手投げに屈して一敗に後退。土俵下に崩れる際に右足の指を痛め、右足を引き摺って花道を下がる姿が映し出される事態となりました。
この一番、栃ノ心が突っ掛けて待ったとなって二度目に立って、玉鷲が当たって突いて大関がそれを往なして崩し、上手を取り、廻しを引き付け出るところを玉鷲が小手に振って大関が崩れて勝負あり。不覚を取った大関は取組後の支度部屋でため息をついた後「ちょっと膝が曲がった。それより指がちょっとね」とコメント。さらに「折れてはいないけど、多分外れたと思う」とのことで、古傷である右膝をまた傷めた可能性もあり、休場が懸念される事態となりました。
ここまで右手首の不安が伝えられ、稽古も十分とは言えず状態は良くなかったと言われる栃ノ心も序盤の五番はその影響を感じさせずに快調に白星を重ねて来ましたが、横綱不在で“頼みの綱”と見られていた新大関までも休場に追いやられるとなれば、いったい誰が賜杯レースを主導するのか、合い口の良くなかった正代を押し出しで一蹴し唯一の全勝となった関脇御嶽海にしても勝ち越し目前で足踏みするなど後半に崩れる“悪癖”があり、残る大関二人も豪栄道に続いて高安も貴景勝に不用意に引いて押し出しに屈して二敗となり、全くわからなくなったと思います。
一敗グループには栃煌山を上手出し投げに退けた朝乃山、碧山を寄り切りで制した妙義龍、魁聖を1秒9で押し倒した遠藤、輝を叩き込みに仕留めた千代大龍がいますが、賜杯レースを牽引する存在になるような印象もなく、どうも十両の優勝争いのような展開になるのではないかと思えてしまいますね。
三横綱全員の休場は平成11年の三月場所の貴乃花(第65代)、(三代)若乃花(第66代)、曙(第64代)以来だそうですが、今日の鶴竜の対戦相手だった千代の国は四日目の白鵬戦に続いて結びの横綱戦を二番とも不戦勝と言う珍記録の持ち主(玉春日(現在の片男波親方)以来)となりました。闘志を剥き出しにするタイプの千代の国はこれで4勝2敗となりましたが、二度も横綱戦が不戦勝となるとは、運が良かったのか対戦して闘志を見せる機会を失われた“不運”と見るべきなのか、何とも複雑なのかも知れませんね。
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