元太の残した謎のダイイングメッセージ。
『口ナシ』
これが意味するものとは、、、
などと考えていた毛利であったが、殺された元太の部屋であるものを見つけると、天啓が訪れた。
「これは、、、」
毛利「警部殿。犯人がわかりましたぞ」
目暮「なに!?本当かね。ぜひ教えてくれたまえ」
毛利「鍵は、元太くんの残したダイイングメッセージです」
『口ナシ』の『ナ』を見てください。
目暮「ふむ、やたら斜めった、ナだな」
毛利「元太くんのクセ字でしょう。この部屋で見つけた、『ウナジュウ記録帳』に書かれたナと一致します」
「元太くんは、ウナジュウが好物だ。食べるたびに記録を付けていたようですな」
目暮「ほう、それは面白いな。ところでそれがどうしたというんだ?」
毛利「では次に、『口ナシ』の『シ』と、ウナジュウの『ジ』を比べて見てください」
目暮「むむ?点の位置が微妙に違うようだが」
毛利「では最後に、『口ナシ』の『口』の一画目に当たる左上を見てください」
目暮「これは、、、口の一画目は縦線なのに、この口の縦線は最後に書かれている」
「どういうことだね、毛利くん!」
毛利「簡単なことです」
「このダイイングメッセージは、元太くんが書いた後に、改ざんされたものだったのですよ!」
目暮「なんだってー!」
毛利「改ざんされた文字は、『口ナシ』の縦線と、『シ』の点」
そう、、、
犯人はお前だ!
「コナン!」
コナン「、、、ッ」
阿笠「なんということだ」
歩美「ひどいわ、いったいどうして、、、」
光彦「元太くんは友達じゃなかったんですか」
灰原「まったく、あなたって人は、、、」
コナン「ち、違う。俺は犯人じゃない!」
目暮「オッホン。君は犯人ではないというのかね」
コナン「あぁ、もちろんだ」
目暮「鑑識によると、元太くんの死亡推定時刻は12時〜13時となっている」
「この時間の君のアリバイを聞こうか」
コナン「そ、その時間は、、、」
「実は、10時頃に急な眠気に襲われて、博士から電話があった13時過ぎまで眠っていたようなんだ」
目暮「それを証明してくれる人はいるかね?」
コナン「、、、」
目暮「決まりだな。おい!コナンくんを逮捕しろ」
部下「ハイ!」
死亡推定時刻にアリバイがなく、ダイイングメッセージに名前が残されたコナンは逮捕されてしまった。
阿笠「いや〜、驚きましたな。まさか新い、コナンくんが犯人だったとは」
目暮「これにて、一件落着ですな。はっはっは」
阿笠「目暮さん、この事件は終わったかも知れませんが、先日頼んだ私の件も捜査をよろしくお願いしますよ」
目暮「あなたの発明品が盗まれた事件ですね。もちろん捜査はしております。今しばらくお待ちください」
阿笠「おっと、コナンに携帯を渡したままだったな。返してもらうぞ」
コナン「(俺は犯人じゃない。本当の犯人にはめられたんだ)」
「(クソー!この画像の中に、真犯人の手掛かりはないのか)」
、、、
、、、、、、
、、、、、、、、、
コナン「(こ、これは!?)」
「(わかったぞ。犯人と、そのトリックが)」
「(、、、でもダメだ。 それを説明しても俺の容疑は晴れそうもない。いったいどうすれば、、、)」
目暮「では、もう一人の容疑者、、、歩美ちゃん。君も逮捕だ」
「・・・!」
歩美「え? 私はなにも、、、」
目暮「阿笠さんと元太くんを発見したときに、先に遺体に近づいたのは君だ。君がダイイングメッセージを改ざんしたんだろう?」
歩美「あ、あれはコナンくんがあんなことするはずないと思って。それで」
目暮「それは犯人を逮捕させまいとした、犯人隠避罪という立派な犯罪だよ」
「おい!歩美ちゃんを逮捕しろ!」
部下「ハイ!」
こうして目暮警部の部下により、歩美も逮、、、
「ちょっと、待ちなさい!!!!!」
室内に大声が響き渡る。
この声の主は、、、
灰原「元太を殺したのは私よ。コナンじゃないわ。だから、歩美ちゃんは無罪よ!」
毛利&目暮「な、なんだってー!」
後編につづく
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