先日、割と近所で開催された甥っ子の運動会を見てきました。
そこでちょっとビックリした話を一つ。
組み体操と双璧をなす運動会の名物種目、騎馬戦。
自分もやった記憶があります。
たしか騎馬役だったと思うのですが、よく分からないうちに撃墜されてそそくさと自陣に帰還していた気がします。
そう、思い返してみてもイメージがイマイチ浮かばないのです。
組み上がった双方の騎馬兵が合図と同時に激突し、ハチマキを取られたら負け、タイムアップの時点で何騎が残っているかで勝敗がつく…という感じだったとは思うのですが。
多分、こんな感じのルールが一般的ですよね?
少なくとも自分はそうだと思ってました。
あと、全滅まで戦うというパターンもあったかも。
で、まず今回目の当たりにしてビックリしたのが、男女混成で行われていたことです。
騎馬自体は男女で分かれていましたけども。
まぁ、高学年だと女子の方が背が高い気もするし、男女別々という感性自体が古いのかな…と。
で、戦いの幕が上がりドドドドッ!と騎馬同士が激突する…と思いきや、紅白ともに大将である応援団長の騎馬を自軍で取り囲み、防御陣形を築いてから互いに相手の出方を伺うという睨み合いが始まりました。
シビれを切らして突撃してきた騎馬を挟撃し、敵戦力を着実に削いでいく…。
あれ?小学生の騎馬戦ってこんなにタクティカルな代物だったっけ?
何というか、チームとしての一体感というより『統率された戦略部隊』同士の、まさに合戦といった装いで、物凄く見応えがありました。
しかし、膠着したままでどうするんだろ?と思っていると、そこでタイムアップ。
戦いは第2フェーズへ移行し、残った騎馬での一騎打ちによる勝ち抜き戦が始まりました。
なるほど、先ほどまでの戦いは『敵を減らす』よりも『自軍を維持する』方が目的だったのか。
そして最初に大将を囲っていたのは大将の敗北=自軍の敗北…というルールがあったからなのかも知れない(未確認ですが)。
一進一退の攻防が進む中、破竹の勢いで勝ち進む屈強な騎馬の登場で一気に白が優勢に。
紅組の大将が登場した際には残り騎馬数1対5。
しかし、ここから紅組の大将が白組の騎馬を次々と瞬殺、気付けば大将戦にもつれ込み会場は興奮の坩堝に。
そして遂に決着を迎えた時、最後まで戦場に残っていたのは紅組の大将だった。
…なにこの燃える展開、漫画か。
ほぼ見ず知らずの子ども達が繰り広げる騎馬戦に、ここまで興奮するとは正直思いませんでした。
叔父の立場でこれだから、親として見たら興奮し過ぎて鼻血吹くんじゃないかと。
いやはや、本当に面白いものが見られたと思います。
親の立場で安全性を考えると、確かに不安を覚えるところもありますが、純粋に観客として見るとこんなに面白い競技はないな、と。
「いやいや、うちもそのルールだったよ」という方もいるかも知れませんが、私にはとても新鮮に映りました。
というか、「これが自分たちの全部だ!」って感じでぶつかり合う様を見るのはとても清々しい気分です。
小学生の運動会、侮りがたし。
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