私の読解力がないだけか、それとも裸の王様か、世間評価
をそのまま認めにくい本を読んだ。
『百年泥』
著:石井遊佳 刊:新潮社 2018 1,200円+税
図書館で目についたので借りてきた。
知らなかったけれど、芥川賞作品なのだそうだ。
それなりに期待して読み始めたが、もう5ページ目ぐらい
から話についていけなくて困った。
これは、メルヘンものなのか?
<あらすじ>
とある事情でインドに渡り、日本語教師をしている女性が主人公。
インドに住んで3ヶ月目に街が大洪水となり、数日間ほど家に
閉じ込められた。
やっと水がひいてきたので、職場に向かったが、途中の橋のあたり
には大勢の人がいて、積もった泥をどかしている。
日本語学校の生徒もその中にいて、泥の中から掘り出して出て
くるのは、何故か主人公の思い出の品々。
インドにそんな品々があるわけはないのに、万博のコインであった
り、落書きされた酒瓶であったり。
そしてそのひとつひとつを見ると過去の思い出が頭に浮かび、
一種、瞑想の世界に入る・・・みたいな、感じ。
話がどこがインドで、日本で、本人の話なのかインド人の話なのか、
飛ぶは乱れるわで、ついていけなかった。
すごい作品であることはわかったけれど、私には難しすぎた。
10点満点で、3点。
芥川賞作品と銘打っていなかったら、最後まで読まなかったかも〜
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