草津は泉質も素晴らしく、
温泉街も賑わいでおり、
素晴らしい「観光地」なのですが、
そもそも「観光地」の多くが、
「過去の日本国民の努力の結果、存在している」
という事実を、我々は忘れるべきではないと思います。
「観光立国」などとお題目を叫び、
外国人「様」にお越し頂き、
おカネを落として頂こうと、
まるで発展途上国のごとき国家戦略を掲げている日本政府は、
「現在の日本の観光資源が、なぜ存在するのか?」
について、
常に自問自答を続ける必要があるはずです。
現在の観光資源は、
過去の日本国民が「生業」を維持し、
そこに魅力を感じた「他の地域の日本国民」が
訪れることで発展してきました。
特に、日本の場合は、
江戸時代の幕藩体制により、
各地域に様々な独自文化が発展。
互いに「魅力ある観光地」となりました。
日本の観光地は、
あくまで「違う地域の同じ国民」を
標的市場とすることで発展したのです。
そして、日本国民がなぜ「同じ国の違う地域」に
観光に行けたのかといえば、
もちろんそれなりに裕福で、
所得を他の地域への訪問に費やす余裕があったためです。
現在の日本政府の「観光立国」は、
メインターゲットたる日本国民の貧困化は放置し、
外国人「様」に媚びを売ることで「おカネを稼ごう」という、
まことに情けないコンセプトになっています。
主要顧客を外国人「様」に設定した場合、
日本の観光サービスは
ひたすら衰退していく一方であると断言致しましょう。
ちなみに、2017年の
日本人国内旅行消費額は21兆円で、
外国人の旅行消費額は4.4兆円でした。
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