昨夜、再び母からの電話があった。
朝、母が転倒してしまって、わたしが通院している整形外科クリニックの診察を受けると言っていたので、その結果を教えてほしいと楽しんでいたのだ。
母が整形外科クリニックの院長先生に、
「いつも息子がお世話になっていまして・・・・」
というと、院長先生は、
「今はそんなことより、自分のことを心配するべきですよ」
と、窘められたと言って笑っていた。
そして右足全体にサポーターを取り付けられ、かなり不自由になったともぼやいていた。
整形外科クリニックの院長先生も母の身体のこと、つまり自分てだ自分の血液が作られないということを知っていてそのために、二、三週間おきに輸血を受けているということもわかっている。
「来週、また整形外科クリニックに行かなければならなくなった」
と、母が話すので、
「しっかり治して」
と、わたしは言っておいた。
もちろん、80歳の高齢者になった母なので、�犂絢��瓩箸いΔ錣韻砲呂い�ないだろうが、せめて痛みだけでも取ってもらえたらと思ったりしながら、母の報告を聞いていた。
「あまり無理はせず、安静にしとかなあかんよ」
と、わたしが言うと、
「こんなサポーターをはめられたら、動きとうでも動けないし、よう寝へんわ」
と、母は半分ぼやいていた。
そういう母の話を聞いて、わたしはほんのひと息、安心することができた。母にとってはしんどいことかもしれないが、わたしにしてみれば、安心することができる母の声が聞けたのだ。ほんのひと息、安心することができた。
母も、これから週に一度、父と一緒にディサービスに行くことになったらしい。母はなぜか、ディサービスに行くことを嫌がっていた。
「あんな老人の集まりのなかに入っていくのは御免だ」
と、母はこれまで言っていたが、下の妹に強く勧められたので、行くことにしたと言っていた。
まあ、週に一度でも、ディサービスに通うことになれば、そこで新しい刺激を受けてまた長い気につながるのかもしれないと、わたしは内心、うれしく思えた。
まあ、電話で元気そうな母の声を聴けて、わたしはほんのひと息、安心することができたのである。
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