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2018年02月12日12:37

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思い切って、『久松真一仏教講義第一巻 即無的実存』を注文した

昨夜、思い切ってネットの「日本の古本屋」を通じて「書林其中堂」にでていた、『久松真一仏教講義第一巻 即無的実存』(法蔵館1990年刊行)を注文しておいた。

定価が12,960円というのは、ちっと痛いが、しかし久松真一が行っていた、「即無的実存 昭和10年」「無の歴史的研究 昭和7年〜8年」「宗教的非合理性 昭和9年」「宗教学概論 昭和12年〜13年」「禅と神秘主義 昭和14年〜15年」「仏教的宗教哲学 昭和23年」「宗教哲学 昭和37年 」といった講義を読んでみたくなったのだ。

久松真一といえば、�狒掬�体験�瓩箸いΕぅ瓠璽犬�色濃いが、例えば、龍谷大学で久松真一の『宗教学概論』を聞いていた星野元豊によれば、カントやヘーゲル、そして当時の流行だったカール・バルトの弁証法的神学なんかも論じていたらしい。

これも星野元豊が書いていたが、あるとき京都の丸善書店で偶然久松真一に会ったという。そのとき、久松真一はカール・ヤスパースの『哲学�機銑掘戮鯒磴さ瓩瓩討い燭箸いΑ�そしてその次の日の講義で久松真一はそのカール・ヤスパースの『哲学』を講じていたという。

それほどに、久松真一は西洋哲学に貪欲だったことを物語っている。そんな久松真一の講義を読んでみたくなったのである。わたしはこの『久松真一仏教講義』という�犢峙曾賢瓩狼彎梢唇譴僚ゞ掬�学を理解していくうえで貴重な手引きになるように思えるのだ。

久松真一の宗教哲学は、難解である。恩師・西谷啓治先生が、
「最近、久松真一先生のファンという人は多いが、あの難解な久松真一先生の哲学をどこまで理解しているのだろうか」
と、つぶやかれていたことを思い出す。

久松真一の著作は、講談社学術文庫に『東洋的無』と『茶道の哲学』が入っていて、二冊とも持っている。また『増補版 久松真一著作集』(法藏館)も引っ越しの際には持ってきたが、さてどこから読んでいければいいのか、よくわからないままである。

西田幾多郎から始まる�犁�都学派の哲学�瓩里覆�で、西田幾多郎は今も多くの人に研究されているが、�狒掬�体験の哲学者�瓩任△覽彎梢唇譟↓狆�土真宗の哲学者�瓩任△詆霪盖組蓮↓爛�リスト教の哲学者�瓩任△詆霪0賤催�の宗教哲学はほとんど顧みられていない。

これらの人と少なからず縁を賜ったわたしにとっては寂しい限りである。それゆえに、少しずつでも何かを書き残していければと思っている。そんな理由から、『久松真一仏教講義第一巻 即無的実存』を注文したのである。しかし12,960円はちょっと痛いが。

やはり今回はキャンセルすることにした。
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