mixiユーザー(id:33240433)

2018年02月09日10:54

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大規模実験をありがとう。

この家具屋の問題は、数十億円規模のお金をかけて、全ての経営者がやりたかった実験をやってくれた点で非常に高い価値がある。
「高級」ブランドではないにせよ、高級販売チャンネルだった店舗が、中途半端に廉価競争をするとどうなるかという問題だ。売り上げが下がった時に廉価競争に走りたい気持ちはわかる。しかしそれをするとどうなるかという実験であった。

ここの女社長が廉価競争を選択した危機感はわからなくもないが、自分たちが誰に食べさせてもらっているのかわかっていない。勝手な推測になるが、「うちのお客さんは富裕層だからこれくらいの価格でも買ってくれる」というような打算があったのではないか。この手のセリフはよく聞く。

そのお客さんが買う「理由」は必ず存在し、その理由が失われれば買わない。量販店並みの商品を量販店並みの待遇で高級販売チャンネルから買う意味はない。しかし自身を「名前だけで食っていけるブランド」と勘違いしてしまったのは痛い。

ブランドを単に名前で売ってるだけだと思っている人は未だ多いが、ブランドとして成立するには繊細な消費者心理のマネジメントが必要で、ブランド力を喪失するのは簡単だ。もし仮に大塚家具から買うことが未だブランド力を持っているとしても、それは遺産を食いつぶしているに過ぎない。

この人が、危機感に頭を下げて父親に戻ってきてもらえば、一縷の望みはある。しかし、この人の危機感はイコール見栄に過ぎないんじゃないのかなーとは思う。大塚家具よりもはるかに小規模の社長の、ハタチそこそこ娘の口座に数億円の金が入っているのを見てしまった。彼女らが感じる危機感は我々が感じるような、来年餓死するかのような危機感とは異なるだろうね。失敗して会社を潰す「見栄」と、追い払った父親に頭を下げる「見栄」。従業員のことまで考えれば後者を選択して欲しいところだが、どうもそういうそぶりは見えない。

■赤字、最大の72億円=業績不振続く−大塚家具
(時事通信社 - 02月08日 21:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4979069

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