米、中国に約束「有事で休戦ライン越えても必ず韓国に戻る」
2017/12/14 09:32
レックス・ティラーソン米国務長官が12日(現地時間)、ワシントンD.C.で開催された韓国国際交流財団と米国のシンクタンク「アトランティック・カウンシル」の共催セミナーで、「有事の際、米軍が休戦ラインを越えても、必ず韓国に戻ることを中国に約束した」と述べたのは、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権崩壊後の状況をめぐり、米中が交渉に入ったことを意味する。
ティラーソン長官は同日、「天気の話でもいい。前提条件のない対話をしよう」と提案しながらも、「(対話に失敗して)ジェームズ・マティス国防長官の出番になったら、彼は(軍事行動に)成功するだろう」と言った。「条件のない対話」とは、破格な提案をしつつも、北朝鮮が対話に応じなければ軍事行動に出る可能性もあることを強調したものだ。ティラーソン長官の演説は米国務省ホームページを通じて生中継された。つまり、北朝鮮に対して意を決して提案したということだ。
このセミナーで司会者が「北朝鮮に対する圧力が原因で北朝鮮政権が崩壊し、大規模な難民が発生することを中国は懸念しているのでは」と聞くと、ティラーソン長官は「(難民発生という事態は)私やマティス長官、ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長が出席した中国との高官級外交戦略対話で扱った問題だ。彼ら(中国)は既にそうした状況に備えて準備を始めている。中国は状況を十分に管理できると思う」と言った。
ティラーソン長官はまた、「我々(米中)は北朝鮮内部で何が起きた場合の状況についても話し合った。最も重要なのは、北朝鮮の核が他人の手に渡らないように安全に確保することだ。我々(米国)は、もし我々が休戦ラインを越えなければならないことになっても、再び38度線より下に戻ると中国側に話した。それが我々が中国にした約束だ」と語った。
このセミナーに参加したある米シンクタンクの関係者は「ティラーソン長官の発言はペンタゴン(米国防総省)で秘密保持誓約書を書いて聞いた話だ。このような話を公表したのは、北朝鮮の心理的圧力を最大にするためだと思われる」と言った。
ティラーソン長官は、いつ中国とこのような話をしたのかは明らかにしなかったが、昨年6月にワシントンで行われた米中高官級外交安全保障会議の時だった可能性が高い。当時、米国側からはティラーソン長官とマティス長官、そしてダンフォード統合参謀本部議長らが、中国側からは楊潔チ外交担当国務委員と房峰輝・中国人民解放軍総参謀長が出席した。
同会議終了後、米国は中国側に「北朝鮮に対する圧力を強化しなければならない」と言い、中国は「双中断(北朝鮮による軍事挑発と韓米合同軍事演習の同時停止)こそ解決策だ」と主張して確執が生じたと報道されていた。ところが、報道とは違い、米中は北朝鮮崩壊後の問題まで一つ一つ探りながら細かく協議していたものと思われる。
事実、米国と中国が北朝鮮崩壊後の状況に備えていることは、最近あちこちで明らかになっている。先週、中国版ツイッター「ウェイボー(微博)」で中国政府が米朝の国境地域である吉林省長白県に5つの北朝鮮難民収容所建設を進めていることを示す国営通信社の内部文書が拡散された。長白県は鴨緑江を挟んで北朝鮮両江道恵山市や三池淵郡に面している地域だ。
米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、デビッド・イグネイシアス氏は先月、「ティラーソン長官は11月の米中首脳会談で、北朝鮮の金正恩政権が崩壊したら、核兵器をいかに安全に確保するかについて高官級の間で秘密の対話を続けた」と述べた。 6月の高官級会談に続き、首脳会談でもこの問題をめぐて細部の調整が続けられた可能性がある。
さらに、ティラーソン長官が中国側に「休戦ラインを越えることがあっても、再び戻ると約束した」というのは、北朝鮮に対する軍事行動があった際、中国が参戦するかどうかを探ろうとしたものだと見られる。今年10月に米国の情報当局関係者と複数回接触していたという韓国の高官は、「米国の最大の悩みは、北朝鮮に対して軍事行動を起こした場合、中国が参戦するかどうかだ。中国の参戦を防ぐためさまざまな措置を検討している」と言った。米国務省高官は当時、この韓国の高官に「軍事行動の可能性は40%に達している」と言ったとのことだ。
中国でも、米国の軍事行動などによる金正恩政権崩壊後に備えるべきだという声が上がっている。今年9月には米中関係専門家の賈慶国・北京大学国際関係学院長がオーストラリアの「東アジア・フォーラム」誌に「中国は米国・韓国と協力し、韓半島(朝鮮半島)での戦争発生の可能性に備えて緊急計画を整えるべきだ」という内容の文章を寄稿した。賈慶国氏はこの寄稿文で、北朝鮮の核兵器の処理、大規模難民流入への対応、北朝鮮社会の秩序回復、北朝鮮政権再編などを緊急計画の中核となる課題として提示した。中国外交学院のスー・ハオ教授も、香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」のインタビューで、「我々は(米国と)もっと軍事交流をすべき時期が来た。最悪のシナリオに備えなければならない」と語っている。
北京=李吉星(イ・ギルソン)特派員 , ワシントン=趙義俊(チョ・ウィジュン)特派員
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/14/2017121400919.html
こんな情報が公開されるってことは、いよいよ北朝鮮を叩くための密約が大詰めを迎えているってことでしょう。
北朝鮮に対する最後通牒です^^;;
それにしても日本も報道しろよ。
国会でも早く審議した方がいいです。
北朝鮮工作船漂着どころの騒ぎじゃなくなるぞ^^;
ログインしてコメントを確認・投稿する