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2017年09月16日17:12

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線路に落ちても、誰も助けてくれない。

これは人情ではなくて、ルールの話。

駅で転落事故があった場合、駅員や警備員が駆けつけて、手を引っ張って引き上げてくれる・・・ということは絶対にない。
なぜならルール化されており、このような場合、必ずれっていを確認してからでないと線路に立ち入ることができない。列車停止である。列停させずに線路内に立ち入ることは、彼らにとっては万死に値する罪だ。特に警備員は鉄道会社から雇われているので、それをやると事故の責任を一切合切浴びせられる可能性があり、絶対にやらない(はず)。

多くの場合、救助しようとする他の乗客を引き止めようとさえする。当然、二次災害を恐れての行動だ。メディアに美談として報じられるのは、実はこうしたルールを破って救助した人たちだ。法やコンプライアンスの上では、一人を助けられる可能性よりも、二人目が死ぬ可能性の方を排除する意識が強い。

類似して、サッカースタジアムで、隣国のサッカー選手に日本の選手が殴打される事件があった時、警備員に責任を問う声が上がっていた。が、彼らは試合会場の警備だけを命じられていて、そういう事件一般から守るような立場にはない。

さらにこの手のケースは警察への通報でも見られる。ある交番や支部の管轄内で銃声があったり、拳銃を持った男がうろついているという通報があったとする。市民感覚では、最寄りの交番や支部から直行で駆けつけてほしいが、ルール上、彼らは一旦本部に帰り、装備を整えてから行く。実際に、現着までの時間に殺されて問題になった事件もある。個人的な複数の通報経験によると、やはり暴力事件は現着が遅くなる。比較的早いのは窃盗、交通事故だ。

世の中には、人々が求める倫理意識と実際のルールや手順が乖離しているものは結構多い。批判は簡単ではあるが、把握しておかなければ危ういこともある。

■ホーム転落、電車通過も命拾い=女性、レールの間にうつぶせ−横浜
(時事通信社 - 09月16日 13:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4768921
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