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2017年09月11日07:51

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何故延焼したのだろう?

■燃え上がる屋根、叫ぶ乗客=動揺広がる車両内−小田急線火災
(時事通信社 - 09月10日 21:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4759460

その昔、鉄道車輛の屋根は木製だった。車体全体木製だった時代は当然、後年鋼製車体になってからでも、骨組みこそ鋼鉄製でも、其処に木の板を張って屋根にしていた(その上から防水布を張っていた)。その方が当時の技術水準では安くつきMaintenanceも容易だったから。

ただ言うまでもないがこの構造では万が一の火災には極めて弱い。また張殻構造が取り入れられるようになってからは屋根も鋼製が当たり前になった。冷房装置を屋根上に載せる様になり屋根も車体と同じく鋼(或はアルミ・ステンレス等)製が当たり前になった。

金属製の屋根に火が燃え移るのは不自然だが、もしかしたら?

塗料や絶縁材或は配線の被膜等に可燃性の素材が使われていてそこに引火した?

今回車輛は被災したものの致命傷には至っていない様だ。そして乗客乗員に被災者・被害者そして犠牲者が出なかったのは天祐僥倖に近い不幸中の幸いだった。

とはいえ課題は残る。聞けば踏切の非常ボタンが操作されてしまったためその場で停車せざるを得ず移動不能になってしまったため火元から列車としては避難出来なかった(そのまま避難出来ていればもっと早く乗客乗員が安全に脱出できただろうに)。

非常ボタンが何故押されたか?おそらく推した人は善意で押したものと思われる。沿線の火災が列車に累を及ぼさない様、列車を停める為に咄嗟に押されたのだろう。その判断は決して間違っているとは言えないだろうが、この場合は逆効果になってしまった様だ。

こういう時は低速でイイから移動できるようにしてあれば違ったかも知れない。

因みに走行中の列車が出火或は引火した場合、編成内の出火した車輛よりも前の車輛はまず影響は受けない。また、貫通路の扉が閉めてあれば後ろの車輛への影響も軽微だ。床が金属製であれば床下機器にも影響は殆どない。
(ただ、被災車輛が編成内唯一の動力車だったりすると動けなくなる可能性は高い)

尚上記の案件は1972/昭和47年に発生した北陸トンネル列車火災事故(30人もの尊い命が失われた悲劇)を受け当時の国鉄が検証と安全対策のため実際に車輛に火を点けトンネル内走行させる現車試験も行って得られたものだ。
(過年のJR北海道の特急列車火災事故は被災した列車が非常制動をかけた結果トンネル内に停まってしまったため被害=編成全車焼失=が大きくなった。負傷者こそ出してしまったが最悪の事態=犠牲者=だけは避けられたのがせめてもの救いだった)

まずは冷静な検証を行いより高い安全対策が取られることを期する。

末筆になったが被災された各位には衷心よりお見舞い申し上げる。
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