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2017年07月13日22:54

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理解してくれそうな異性を好む。

人間は、自分と異なるものに惹かれるというのは有名な表現ですが、実際には同族に安心感を求める場合も多いように思います。
中性的な男性像というのもその一つですね。

ただ、この文化は日本で顕著なようで、ジャニーズに代表される、マッチョでない男性像をもてはやす風潮は白人・黒人の文化圏では少なく、アジア圏ではやや理解あるものの、やはり日本ほどではないかと思います。もちろん、両性具有的な存在、美少年という概念やそれに対する憧憬はあるものの、カルト的だったり一過性だったりして、あまりメジャーではないという感じです。これは化粧っ気の薄い個性派女優がメジャーな存在ではなく、AKBのような半ロリータ趣味的な集団に人気があるのと構造的に似た現象と思えば良いでしょう。

女性が中性的な男性を好む心理は、オタク男性がが好む女性像と同じ心理構想ではないかと思います。オタク男性が好む女性像というのはかなり広範ですし、二次元に踏み込むとキリがないので、女性声優を例にとります。二次元を好む男性がなぜ声優に興味を向けるのかというのは、二次元に興味がない方からの疑問ですが、要は、彼らの趣味を理解してくれていると思われる職業の女性ということですね。
個人的にはこの「理解する」というのがポイントになっていると思います。社会的には否定されがちな彼らの趣味を、「理解してくれる」ような女性像、言い換えれば否定しない女性像です。
これは各分野の三次元の(笑)趣味にも波及していて、登山女子、カメラ女子など、従来おっさんの趣味の範囲だったものに踏み込む、性的対象になりうる女性をもてはやす風潮も同様でしょう。彼らに対して「キメエ」と言わない女性像に安心感を抱くのです。

さすがに男性が描く女性像に比べればはるかに複雑ですが、女性が描く男性像もまた同様の構造がベースにあると言えます。
「今日、会社でやなことがあって」
「サッカーの試合中は話しかけんなっつってんだろ!!」
と、言わない男性像です(笑。
「お前化粧とったら普通だな」(配慮した表現です)
「出かけんのに何時間かかんの?」
と、言わない男性像。オシャレで繊細で、美意識が高く・・・と、女性の価値観を持った男性像として、中性的な美少年に人気が出るのではと思われます。言わば、女性の世界観を否定しない男性像ですね。

難しいのは、多くの男性は夢想的な女性像をベースに現実の女性を見ますが、多くの女性はリアルな、マッチョな男性をベースに現実の男性を見るということでしょうか。それも妄想に反映されていて、美少年であっても、性格の強引さや力負けしない肉体、経済的な強さなどを兼ね備える必要があります。

多くの女性はロマンチスト・・・というのは、有名な虚構です。
男はロマンチスト、女はリアリスト、というのが実際のところ。ただ、もしかすると、女性の方が妄想のレベルが高いというか、複雑な要件を高度に織り込んだ妄想をする、という点は言えるかもしれないとは思いました。その領域に達すると、リアリストともロマンチストとも言えるような気はしますね。

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