■稀勢の里、鶴竜に敗れ2敗に後退 大相撲春場所14日目
(朝日新聞デジタル - 03月25日 18:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4495215
大相撲三月場所十四日目、昨日の横綱日馬富士との一番で左肩を強打し救急搬送され、今日の出場が危ぶまれていた横綱稀勢の里が強行出場、鶴竜との横綱同士の結びの一番に臨みましたが、右で張ろうとしても力が入らず呆気なく寄り切りに沈み二敗目、大関照ノ富士は関脇琴奨菊に一回待ったのあと右に開いて叩き込みに退け一敗を守り、今場所の賜杯レースは照ノ富士が一敗、稀勢の里二敗で明日の千秋楽の結び前に直接対決を迎えることとなりました。
それにしても、"Obama care"に代わる法案が否決される可能性が生じたことから下院採決直前に取り下げたDonald Trumpの話題などを差し置いて、昼のニュースのトップに「稀勢の里、出場!」を報じ、19時のニュースのトップでも「稀勢の里、出場。今日の一番は……」と今日の新横綱の出場、そして取組内容を報じたNHKには、正直、「そこまでやるかよ!?」と違和感を禁じ得ない感じを持ちました。「19年ぶりの日本出身の横綱誕生!」とのことで、稀勢の里に対する関心の高さ、絶大な声援と注目が集まっている最中であることはあるにせよ、正直、この新横綱がそんなに人気を集めるタイプの力士であるようには思えず、むしろアンチの立場に立つ私としては正直、“やり過ぎ”に感じましたね。あの一番はやはり腰高、立ち急ぎで墓穴を掘る、何度も見せられた稀勢の里の“負けパターン”であり、ある記事で同じ二所ノ関一門の芝田山親方(第62代横綱大乃国)も指摘していましたね。
強行出場の稀勢の里でしたが、やはり力が出ないのは仕方なかったかと感じさせる一番となりましたね。かつて、膝を傷めた第65代横綱の貴乃花が第67代横綱武蔵丸(現・武蔵川親方)との対戦で鬼の形相で上手投げに仕留めて優勝(通算22回目)を決めた有名なシーンがありましたが、それを思い起こす展開を期待する向きもあるのかもしれません。しかし、横綱で実績を重ねてきた貴乃花とは違い、一回の優勝で横綱となり、いわば“パッと出”のような稀勢の里であり、同列に置くような存在とは言えないのは否めないところでしょうね。
で、大関照ノ富士ですが、一敗でトップに立つものの、終盤に進むにつれ古傷の両膝の状態がいくらか悪くなっているのが気になるところ。左膝のテーピングを厳重にして臨んだ今日は、関脇に陥落の琴奨菊が対戦相手。ここまで8勝5敗と勝ち越しはしたものの大関復帰には後がない“崖っぷち”にある相手ですが、立ち合い琴奨菊が嫌って照ノ富士が突っ掛けて二度目に立ち、照ノ富士が大きく右に変化して琴奨菊はバッタリ崩れて叩き込みで勝負あり。6敗目の琴奨菊は大関復帰の道が絶たれる展開となりましたが、膝の状態が相応に思わしくない様子が窺えるようですね。横綱、大関がやるととみに批判が集中する立ち合いの変化ですが、“仕方ない選択”だったのかもしれませんね。
その他。横綱日馬富士は関脇玉鷲の寄り倒しに屈し、三敗している関脇高安は宝富士を押し出して連敗脱出となりました。
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