「情報の間違い」
テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」ですが、三橋さんを除く出演者のほぼ全員
(ビートたけしさんは、よく分からない)が「経済成長否定論者」たちであったため、
愕然としてしまいました。
経済成長を否定する論旨は、例によって例によるものです。
「財政再建が大事だから、財政拡大はできない」
「人口が減少するから、経済成長できない」
「潜在成長率が低いから、日本は成長できても1%から2%程度」
この種の論調が蔓延ってしまったからこそ、日本は経済成長できないのです。
(潜在成長率が低いのは、単にデフレで日本経済の現実の成長率が低いためです)
経済成長のためには、投資(設備投資、人材投資、公共投資、技術投資)が
必要ですが、日本の経済成長を確信しない人が、投資をするわけがありません。
経済成長を信じることができないからこそ、
投資をしない。投資をしなければ、経済成長しない。
この悪循環を、過去二十年間、延々と繰り返してきたのが我が国なのでございます。
特に厄介なのが、財政関連、すなわち「国の借金で破綻する〜っ!」という、
例のアレですが、興味深い記事を読みました。
【聞き捨てならない国債に対する安倍首相発言】
https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20170308-00068474/
記事の内容は、例により「財政破綻至上主義」なのでどうでも
いいのですが、安倍総理の注目すべき発言が載っていました。
「デフレ脱却を考えると国債を返し過ぎだ。
国債は実質的には日銀が全部引き受けている。
いまはマイナス金利だし、実質的に借金は増えない」
「政府と日銀は親会社と子会社みたいなもの。
連結決算で考えてもいいんじゃないか」
その通りです。政府と日銀は親会社子会社です。
「みたいなもの」ではなく、実際に日本銀行は日本政府の子会社です。
すなわち、日本銀行が国債を買い取れば、政府の実質的な負債は消えます。
親会社子会社間のおカネの貸し借りは、連結決算で相殺です。
総理の認識は完璧に正しいわけですが、国民的には受け入れることが困難でしょう。
少なくとも、財務省の官僚から猛反発を受けるのは確実です。
特に、日本の財政破綻を主張していた人々、
あるいは財政破綻を信じ込んでいた人々にとって、
総理の発言は受け入れがたいものでしょう。
とはいえ、我が国が「財政破綻論」を無視し、財政出動をしない限り、
日本のデフレは終わりません。国民の貧困化は続きます。
結局、日本国はこのままでは「情報の間違い」により、
亡国路線を邁進することになるでしょう。
総理の認識が正しかったとしても、
正しい道に進めないのでは意味がありません。
我が国は、このままでは間違いなくデフレ継続、貧困化が続き、
最終的には中国の属国に落ちぶれることになります。
正しい道は、明らかなのです。それにも関わらず、
情報の間違いにより、正しいデフレ対策を打てない。
ならば、どうするべきなのでしょう。
日本国民、一人一人が考え、行動に移さなければならない時代が訪れたのです。
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