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2017年03月02日22:27

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映画「愚行録」(ネタバレ注意)

映画の日を利用してイオンシネマ板橋で石川慶監督、妻夫木聡くん主演のミステリー映画「愚行録」を鑑賞してきました。



予告編で「ゴースト・イン・ザ・シェル」をチェックしましたがスカヨハ主演とはいえ微妙な感じで、おそらく来月の鑑賞リストには入らないかと。夏までアクション大作めじろ押しだから尚更(笑)



週刊誌記者・田中は1年前に発生したエリートサラリーマン一家惨殺事件の再取材を始め、被害者夫婦の同僚や学生時代の友人たちの証言を集めて真相解明に動きだします。
田中の妹・光子は幼児虐待の疑いで収監されていて、兄妹には幼少の頃に父親から受けた虐待がトラウマになっていることが弁護士との会話から明らかに。離婚した両親とは絶縁状態の兄妹にはある秘密が。
やがて近隣から善良と見られていた夫婦には裏の顔があることが明らかになり、恨みを持つ者による復讐である可能性が浮上。はたして真犯人の正体は…



妻夫木くんと満島ひかりさんが兄妹という時点で想像はしていましたが、それを遥かに上回るドス黒い気分になる作品でした。冒頭のバスの場面だけで田中のクズっぷりがハッキリとします。ってか、登場人物がクズばっかしやん!!
被害者夫婦それぞれの学生時代のエピソードからは因果応報という言葉が浮かんできます。そして田中の事件が取材を行う真の目的が判明すると、バラバラだった事象が一本に。二転三転していくストーリーから真犯人の動機まで、人間の愚かさや醜さを淡々と表現しているので真綿で絞められるような気分になりました。



「悪人」や「怒り」にも通じる後味の悪さが残りますが、映画としての完成度は高い作品。気軽に観るタイプの作品ではありませんが、ミステリー好きならば一見の価値はあるかと。なにげない会話や行動まで重要なポイントになるので見逃せません。
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