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2017年02月03日11:32

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人間は喋るために生命を危険にさらしている。

ご存知の通り、人間は吞み込み間違いをする。
他の動物ではほとんど起こらない。
なぜなら、人間のみが食道と気道が交差する構造になっているからだという。
他の動物では交差する位置が浅かったり、ほとんど独立していたりで、人間とは異なるため、誤嚥は少ないのだという。

人間がこう言う複雑な構造を取っているのは、ひとえに喋るためだ。
喋るというのは非常に難しく、会話をすることで知られる(哺乳)動物も、発声パターンは人間よりはるかに少ない。
多彩な音声を真似することで知られる鳥の場合は、呼吸のシステムが哺乳類とは大きく異なる。

喋る、つまりコミュニケーションをとるためにこれほどまで命をかけているわけだから、
女子高生がスマホを取り上げられると発狂するのも人類の宿命だよなあと思ったり思わなかったり。

で、前置きが長くなったけれども。

呼吸を阻害するような位置に物が詰まる、ということは、この気道と食道の交差点に詰まることが多い。

記事中にあるハイムリック法は、これを主に胃や肺などを圧迫して、その空気圧で詰まったものを動かそうという発想だ。
物が詰まる時は息を吸う動作を伴っていることが多く、肺を含め体内の空隙は少ない。
世界的に有名な、医学的に正しい方法だが、知っている人間も少なく、これだけで対処できると思うのは難しいような気もする。

過去の事例を見ていると、意外に良い結果を出しているのは物理的なアプローチである。
要するに、手を突っ込んでとるのだ。
食道と気道の交差点は、思ったよりも浅い。
顔を真上に向けさせ、口を大きく開かせれば見える。
これを指で取れればそれで良い。

ただ、対象物によっては、唾液で濡れて指が滑り、取れなかった例もある。
箸やフォーク、針などでほじくり出した例があり、中でも最もユニークなのは掃除機で吸いだした例である。
この時は、男児の中から、ビニール製のボールを引っ張り出した。
よくそんなものを飲んだな、と思うが、子供とはそんなものであろう。
これは「ハイムリック法」という常識よりも、発想の自由さが勝った例である。

最悪の最悪、喉を切り開く方法がSASサバイバルハンドブックには載っている。
まあ、そこまでは無理だと思うが、119に電話した場合、案内されることもあるかも(?)


こういう事を考えると、食事という日常行為に関するリスクというものが理解できる。
漠然と食べるのではなく、噛むときは噛み、飲むときは飲むという意識が必要なのかもしれない。
そしてそれはマナーにもつながるようにも思う。
食事中の会話とは、あくまでも「食事の合間」の会話なのだろうね。




■両親の賠償請求棄却=給食の白玉で窒息死―宇都宮地裁
(時事通信社 - 02月02日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4414153
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