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2017年01月03日01:10

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経営とは全体の幸福の追求

リーマンと震災以降厳しい時代をなんとか生き抜いてきたが

業界自体は悪くなる一方だ。

光明はダイレクトショップが伸びてくれたことで
これはお客さんに直接訴えた効果が大きい。

今まで何も言わずに我慢していたから、
お客さんとしてはどうやっていいかわからない
苦しいのか楽なのかわからない
どうすれば楽になって自分たちも楽しめるかわからない

という、ネット特有の

回線の向こう側は結局実際に見に行かないとわからない

状態がひどくなっていたのだ。

コンテンツ業界はとくにトレントや海賊版に悩まされてきたので
この弊害が大きい。

音楽はもっともひどくてレコード型からライブ体験型へみんなシフトしている。

頭でなく体で稼ごう、という時代になってきた。
それは音楽はデータとして軽いから、ネットの前では丸裸だから付加価値がもうない。

コンテンツはそこまでひどくないが、お客さんがなぜ買うのか?という
ことに理由を見いだせないのはあると思う。
家電もなんでもそうだが、価格比較できて丸裸になったら途端に最安値競争に
追い込まれる。

その結果がデフレであったり、長時間労働であったりするわけ。

一人一人が最安値を探して悦に入っている限り、一番安いもので得したと
思っている限り、長時間労働低時給の連鎖は終らない。

うちの商品は規制商品ということもあり、もっとネットから切り離すほうに
舵を切ることにした。

大量廉売はもう時代にあわなくなったから。

大量消費は豊かさにはならない。

豊かさとは深い満足感である。

深い満足感は、希求したあげくに得られる。砂漠の水のようなもの。

なんでも手に入る日本で、なんでも手に入ってしまうネットは、
その希求感を阻害する。

だから現実の世界で、ネットで見えない部分を強化したほうがいいのだが
それがお客さんに伝わらなければ意味がない。

いままでデフレの中、社員や協力者が安くやってくれた。
ボーナスもないとか、安い中でいろいろやってくれたのだが、
副業を許すとすぐにいなくなってしまう。

そっちのほうがおいしいとか、いろいろ余計なものを見てしまうから。

人間とは麦わらよりも風に弱い。

だからビニールハウスに入れておかないということを聞かなくなってしまう。

社員もある意味信者だし、お客さんも信者である。
信者と書いて儲かると書くのはこのためだ。

だからこれからの経営者は小規模でいいから社内も、顧客も深く満足させなければならない。

日本ではたくさんの人や社員を満足させるのがいいとされている
また働く側も安定給で、仕事のクオリティも自営並みに求められない
無責任型が喜ばれる。

だがこの重厚長大企業で、会社が社員を団地に押しこんで歯車にして
社長の顔も知らない顧客の顔も知らない
毎日の晩酌と日常の小言とマイホームとマイカー、子供の学歴を得られるお金をもらえれば
なにも知らなくても目の前の単純作業一生続けて
一生めんどうみてもらってハッピーxハッピー、という仕組みが
もう限界にきた。

社会保障費だけでつぶれてしまうだろう。

そういったどうでもいい固定費の支払いで、競争力をうしなった大企業は多い。

ソニーもシャープも松下も東芝もそうだろう。

自動車もいつまでもつことか。

ITはそうならないよう、社員のレベルをあげて責任感を付けさせようとしている。

楽天の英語とか、yahooのクリエイター化とか、学歴と歯車ワークでやっていけない。

私はそんな大企業になるのはご免なので小さくやってきたが、
協力者の善意につけこんで、割安な労働力(うちは一日5〜6時間でOK)で
だらだらとやってきた、裏を返せば人情にタカって身勝手に切り抜けてきただけで
経営者としてはなんの目的もはたしていない。

そんな感覚を持つに至った。

いくら小さな企業でも、みんな生活や環境は変わっていく。

世代ごとの満足感、充足感を仕事だけでなく、給与や請け負い料でも
きちんとしてあげなければならない。

業界自体が左前なので、安月給、安い制作費も許されているところがあるが、
そういう時こそ割高に投資したら喜ばれるのでは?

税金の天引きやいろいろな問題があるが
やはり深い満足のためには先行投資として必要だ。
そのためには稼がねばならない。

稼ぐ、ということをこれほどまで意識したことはない。

いろいろな震災や不景気の中、なんとなく稼げて来たからぬるま湯状態になっていたのだろう。

自分のためでない、協力する人々やお客さんによりよいものを届けるために稼ぐのだ。

満足感の連鎖を上昇気流に乗せれば、会社もあるていど
拡大するかもしれないが、
このまま人情に頼ってだらだらとやるのはやはりよくないし
なにより危険だ。

ネットで情報過多の時代だから、社員にもそういう啓もうから
始めねばならない。

ネットと現実をうまく合わせるよう人々を啓もうし
手に負える人数だけでいいから深く満足させる。

その結果が会社の規模=通信簿になるかもしれないが

人口が減り、AI化で歯車ワークが奪われる未来、
少人数の会社を作るのは必須だし、
少数の客でも会社を維持する必要が出てくる。

それにはやはり満足感だろう。

箱に詰めるだけのような仕事、
箱に詰めるだけの仕事をエクセルやワードでやる仕事で
満足しないように、啓もうしなければならない。








■蔓延する長時間労働、2017年は日本人の働き方が変わるのか?
(THE PAGE - 01月02日 15:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=4368446
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