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2016年11月26日08:55

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疏水ウォーク

勤労感謝の日、上下水道局主催の秋の琵琶湖疏水明治ロマンの道ウォークに参加してきました。
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000204953.html

京阪の浜大津駅集合なので、相互乗り入れしている市営地下鉄でのアクセスです。駅に着くと既に結構な人が居ましたが、年齢層は結構高めです。勿論小さな家族連れも居ますが、若い人を含めて少数派でしょうか。
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駅から琵琶湖の方に歩くと、すぐにそれらしい施設が現れます。
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琵琶湖岸まで出ると疏水の取水口が見えます。これは第二疏水らしく、後から作られたものなのでしょう。ちなみに、今回歩くのは第一疏水沿いを歩くことになります。第二疏水はほぼトンネルらしいので、見ることは出来ませんので。これは飲用水メインのためだそうな。
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左側は閘門。水位の違う所を船を通すため、二つの水門で水位調節をするための施設です。右側は普通の水路で、大きなゴミを通さないようになっていますね。
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反対側から見ると手前の門との間はそんなに広くはなく、十石船が通れれば問題ないサイズとのことでした。大抵の人は飲料水がメインだと思われてますが、当初は水運も大きな役割があり、他にも水力発電や灌漑、防火用水というのもあったそうです。
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ここを抜けると疏水は真っ直ぐに伸びており、その先にはトンネルが見えます。
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ここには門があり、水が多い時には閉めたことがあるそうです。でも、この辺りが水浸しになって文句を言われたそうな。それ以前に一度締めたら、水が引くまで開けられないのではないような。
入口上には扁額もあり…
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伊藤博文に書いたもので、おいらも聞いたことがあって一度見てみたかったのでした。
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トンネルというのもありますが、ここからは峠越えの道に入ります。それを越えて道を少し反れると第一竪坑に着きました。第一トンネルはこの竪穴からも両側に掘ったそうです。4ヶ所から掘ることによって工期短縮を計ったのでしょう。
ちなみに、観光船が通ることになってるのですが、この下を通過する時に空が見えるそうです。試しに運航するイベントにも応募したのですが、倍率高過ぎて当たらず。でもこのせいで高値の運航になったような。この日もやってたようですが、タイミング的に会わず。
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000203613.html
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ここのトンネルにも扁額があり、山県有朋とのことでした。偉い人ばかりで四文字熟語が多いですが、もっと長いのもあるような。
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昼前になったので、適当なベンチで握り飯を頂きます。この辺りは疏水公園的な道になっているので場所的には困りません。ただし、ベンチ等が朽ち果てているものも多かったですが…。
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これは短いトンネルですので、反対側が見えています。
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その反対側には、何と上に家が建ってるではないですか。
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疏水沿いは紅葉も綺麗な場所が多く、桜の木も多いので春も綺麗そうですね。
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今度はココアで一服♪
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ちょうど行程の半分くらいでしょうか、JR山科駅が見える場所もありました。山科盆地からみると、疏水は結構高い位置にありますので、景色も良いですね。
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これが最後のトンネルで、これ以降は疏水から大きく離れて東海道を歩きます。
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三条通に出て少し歩くと煉瓦工場跡の碑があります。説明を聞くと疏水からこの辺りまでのかなり大きな工場だったようで、疏水工事のために作ったとのことでした。近隣の工場では全く足りない量を使うということで工場まで作ったんですね。こういうことは他の地域でも聞いたことがあります。互いに共通するのは、工場を存続させることはなく数年後には閉鎖したということです。多くの煉瓦を使いたいだけで、工場経営としては考えてないのでしょうね。
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更に歩くと、今回のイベントとには関係ないですが車石(車輪が通った跡)が置いてありました。車で通った時は気付かなかったですなぁ。
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最後に少し階段を上がり、疏水の終点地点に向かいます。
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最後のトンネルの出口、左側からの第二疏水合流地点でもあります。更に下流からは分流されており、南禅寺の水路閣へ。
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ここの説明では疏水事業の成り立ち、東京遷都による京都の荒廃、知事の決断、若い技師の採用、高い測量技術等勉強になりました。大学を卒業したばかりの若い技師を採用し総責任者としたのにも驚きますが、知事がこの人を知ったのは在学中で疏水に関する論文執筆中だったそうな。ただ、おいら的には高低差4mの測量技術の方に驚きました。長さ8kmからすると勾配は0.05%と超緩やかですので。
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終点の蹴上では閘門ではなく、船の移動はインクライン(傾斜鉄道)というレール上の代車に載せて運ぶことになります。この電力もこの直ぐ先にある日本初の水力発電で賄っていました。でも、これも当初は計画にはなく水車を使ったものだったそうな。多くの水車を並べての産業増進から大きな転換点でもあります。
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紅葉の季節ですので、レール上には多くの観光客が居ますね。
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田邊朔郎の像。28才の時だそうな。
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水力発電の導水管。地方でよく見る山の斜面にあるものより、かなり傾斜が緩やかですね。
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インクラインの下を通るネジリマンポ。煉瓦が螺旋状に積んである面白い構造です。
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終点の疏水記念館に到着。結構ヘロヘロです。それにしても南禅寺辺りの人出が多く、車は殆ど動きません。恐るべし京都の紅葉。
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2階に上がると水道局のキャラ、澄都(すみと)くんがお出迎え。記念品を貰い、抽選でも色々貰いました。
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時間は早いですが、一杯引っ掛けようと街中へ移動。地下鉄に乗れば良いのですが、人混みに戻るのも何なので歩いていくことに。
立ち飲み屋のすいば。開店時間の15時を少し過ぎたくらいでしたが、そこそこ入っており、暫くするとほぼ満席にまでなりました。
ここでは偶然にも嫁はんの会社の人にも会いました。そういや、アウトドア用品店でも会ったような。
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ここは瓶ビールがないので仕方なく生ビール。おいらにしか分からない程度に微かな異臭がしたので、日本酒に切り替えて数杯。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26024970/
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店をあとにして、家の近くに新しく出来たこれまた立ち飲み屋へ。ここも流行っているのは車で通った時に見ていたのですが、案の定ほぼ満席。それでも一つテーブルが開いていたので、瓶ビールを注文。食べるものを注文しようと声を掛けるも少し待ってくれとのこと。でも全然聞いてくれないので、しびれを切らせて400円を渡して退店。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26028137/

不完全燃焼だったので、久々に餃子を食いに行きました。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260501/26003014/
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イベントの行程は10kmでしたが、更に数km歩いたような。1日で31,000歩も歩いたのは何年振りだろう?勉強にもなったので一石二鳥だったかな。
総工費125万円、今の価値だと1兆円とも言われています。まぁ、貨幣価値を何で計るかにもよりますが、府の予算の2倍以上であり、市民にも税金として多くの負担があったそうな。でも、これにより後世に大きな影響があったことは確かであり、遥か先でしか正しかったと分からないもあるのだと思う瞬間でした。水力発電により路面電車が走り、電灯も点いたこととかによる産業の成長もあったことでしょう。結果、京都発祥の上場企業が結構あることにも繋がってるのではないかと、明治維新後の世に思いを馳せる日でもありました。

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