たとえばクラスメートにひどい人がいたとします。どうしたらいいでしょう?
・忘れ物が多い
・おしゃべりが多い
・忘れ物+おしゃべりのためにあらゆる作業がのろい
・失敗も多い
・反省はなく事前にどんなに注意しても世話を焼いても無駄
・結果、連日周りが迷惑をかけられる。連帯責任で後始末・尻拭いが毎日のこと
こういう人に対処する方法ありますか?
もしかしたら子どもにとっては考えた結果、「いじめ」になってしまうのかもしれません。いじめてやろうと思って引き起こすのでないことが「いじめ」という現象に分類される方法になっているのかもしれません。
だって、言ってダメなんでしょう? 殴ったら迷惑をかけなくなるかもしれませんよね。コンパスの針で刺してやったら次はおしゃべりを減らすかもしれませんよね。体育着を捨ててやったら体育でわざととしか思えない足の引っ張り方をするのを改善するかもしれませんよね。
過去に何十日も何百日も我慢してきて、それでも直してくれない相手にはそれくらいしたっていい。そう考える子はいるものです。ほら、ニュースとかで悪者になっている人たちを行為や発言の枠を超えて攻撃する人たちがいるでしょう? あれらはそういう子どもが学習をサボったまま大人になった例ですよ。いじめそのままです。いじめという現象をやらかしていて、本人はいじめの自覚がないんですよ。
大人はともかく、子どもはあまり責めるわけにはいきません。学ぶ前なんですから。ほかの手段を知らないんですから。
いじめという現象にしか行き場のない子に「胸に手を当てて考えて」「いじめられる側のことも思いやって」じゃないですよ。順序が逆ですよ。いじめている側のSOSを解決すれば即終わることですよ。
現象しか見ないバカの言葉はなんと軽いことでしょう。無意味なことでしょう。
解決する方法を考えることって難しいのです。
でも断言しますが、「いじめはダメですよ」とか「いじめられる人の気持ちを考えるんですよ」なんていいう呼びかけは効果がありません。
病気と同じようにいじめの原因もさまざまです。
だから「こうすればいい」と単純化などできません。けれどもいくつか考えられる手段のうち個人の力量に頼らず組織運営で改善できることもたくさんあります。
組織の長や役職者を大いに責めようではありませんか。
たとえばいじめる側がいじめに走る前に「あの人わざととしか思えないほど足を引っ張ります。うちの班はいつも尻拭いをさせられています。連帯責任を取らされています。理不尽です」と訴える先が用意されていたら、一部のいじめは発生しないのです。でも訴える先が学校にはありません。担任の力量頼みです。で、たいがいの教員は「みんなで協力しあうことが大切ですよ」などと誤魔化すのです。力量が足りないからね。そして人生経験も足りないから。いじめを助長してしまいます。(率先して足を引っ張る子をからかったり悪口を言うのなんて論外ですよ! そういう教員だっているようだけれど、また別の問題です)
嫉妬ややっかみからいじめを受けるケースも似た予防策が考えられると思います。
いじめは病気と同様に必ず誰もの身に降りかかります。跳ね返すことができる個体もいます。でもそうではない個体もいるのです。とりわけ子どもは未熟な段階ですから悲惨な状態に陥ることもありえますよね。
起こること前提で、対処を準備しませんか? 準備を怠る責任者どもに仕事をさせませんか?
いじめる側に呼びかける時間があったら、もっといじめを減らすことに真剣になってほしいな。
いじめの根っこにはいろんな要因があると思います。そのすべてを根絶することは難しいけれど、「いじめる側が悪い」式の話で止まる不勉強者たちには、もうちょっと頭を使ってほしいのですよ。「悪い者いじめ」をする人なんか特に、叩きのめされて学習したらいいのになあと思います。
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