9/24日(土)ソワレと、26(月)の2回、城南アートセンターオペラハウスへ行ってきました。
久しぶりに行きましたが、相変わらず遠いわ
二梅駅の改札口から地上までも遠ければ、駅から劇場までも本当に遠い
今回、原作がありましたが、結局読みませんでした。
ツイッターで、これから観に行く人に対して、原作を読まない事をすすめるツイを見たから…
「原作を読むと、自分の中にイメージが出来て、舞台を見た時に違和感を感じる場合がある」
というようなニュアンスだったかな?
それも一理あると思ったし、他の舞台や映画で、そういう思いを抱いた事があって…
それに、私は以前山本耕史君の舞台で見た事があるので、大体のあらすじも知っていたからね。
そうはいっても、今回はミュージカルだし、何より韓国語での上演。
そこで、こちらのブログで、台詞と歌の内容を予習しておきました。
本当にありがたかったです。
おかげで、より舞台を楽しむことができました
XIA Wonderland

시아원더랜드☆ジュンスさんファンブログ☆
1幕
http://junsu-xia-wonderland.jp/blog-entry-3017.html
2幕
http://junsu-xia-wonderland.jp/blog-entry-3030.html
さて、私が見終わった後の感想は、「まさか、泣かされるとは…」でした。
そうなんです。舞台が終わりに近づくにつれて、泣いてしまったんです
自業自得の部分は山のようにあり、同情する余地なんてないのですが、
父のように慕っていたヘンリーにまで去られるドリアンを見ていたら、
あまりにも切なくて、可哀想でたまらなかった
一番印象的なのは、ドリアンが死を選んだとき、バジルのパレットナイフを使った事。
ドリアンがバジルを殺してしまったけれど、
自らが死ぬときは、バジルが普段使っていたものを選ぶ点が、
自分を本当に大切にしてくれた人を最後に感じたかったのかなぁ〜
上演時間の関係もあり、お蔵入りになるはずだった曲を、
ジュンスのアイディアのおかげで、主要キャストが歌うカーテンコール。
あれがあるとないとでは、全く舞台の印象が変わると思うので、
個人的には、あのカーテンコールがあって本当に良かったです。
ドリアンが最期をむかえると共に、肖像画が元に戻ったように、
ドリアンが、今は亡き人達も含めて、再会し、目に涙を浮かべる様子は、
彼の魂が浄化していく様子を見ている気分でした。
ジュンスが最初に舞台に登場した時と同じ衣装を着ているので、
ドリアンが、その頃と同じ魂をもった彼に戻った証だと捉えました。
最初に登場するシーンは、現代舞踊で、今まで見た事ない動きだけど、綺麗だったなぁ。
そして、髪型と化粧のせいもあるけれど、本当にジュンスは美少年だったわ。
素顔は全然違うのに
普段タバコを吸わないのに、麻薬を吸うシーンや、
花魁のように歩くシーンも、バジルを誘惑するシーンも妖しげな魅力に溢れていた。
まるで、竹宮恵子の「風と木の詩」のジルベールみたいだったわ〜
そうかと思えば、1幕最後のシーンは、
力強いダンスと歌で、ドリアンっていうよりは、ジュンスって感じがしたなぁ。
まさに、圧巻のシーンだった。
あと、肖像の自分と対決してるシーン。
あれは、本当に見ごたえがあって、好き。
フレームを持ちながらのフォーメーションや、歌っているのはさぞかし大変だと思う。
でも、きちんと演技してるし、死闘って感じが伝わってきて…
チェ・ジェウンさん演じるバジルと、パク・ウンテさん演じるヘンリーは、
ドリアンを挟んで、対極にいる二人。
単純にいえば、善のバジルと、悪のヘンリー。
自分の感性を刺激するドリアンを、無償の愛で守ろうとするバジルと
自分の持論のために、ドリアンがどうなろうとも探求したい欲求をおさえないヘンリー。
自分の命を差し出しても、ドリアンを悪の道から引き戻す心の強いバジルと、
自分では何もしないけれど、良心の呵責ゆえ、陰ながらシャルロット達を支援していたヘンリー。
ウンテさんは、本当に貴族っぽい雰囲気が漂っていたし、
殆ど衣装が変わらないジェウンさんは、絵描きにしか見えなかった。
ジェウンさんが、バジルに選ばれたわけがわかるような気がした。
バジルって、台詞なくても舞台にいる場面が多くて、
微妙な心の機微を演じなくてはいけないから、ジェウンさんが適役だと思う。
「ゾロ」と「スリル・ミー」しかみてないけれど、
「スリル・ミー」のジェウンさんも、とても繊細な演技だったから…
ウンテさんとは違う低音ボイスで、歌も上手だからね。
後日、密着映像のジェウンさんを見たら、本当に可笑しい。
「スリル・ミー」で来日していた時、オフに東京ドームへ行った話も笑えたけど…
わけもわからず、行列に並び、メガホン?とか渡されて野球をみたらしい。
それは、社会人野球の試合だったみたい。
一方、ウンテさんも、とても素敵な歌声だし、
見た目も、ジェウンさんとは違う雰囲気だから、ピッタリだったな。
時おり見せる、悪だくみ考えてそうな目が、特に…
だからこそ、自分のしでかした事に愕然とする場面が、痛々しかったなぁ。
ようやく自分の説が間違っていた事を認めるしかなく、
自分が始めた事の幕引きを、自分がするしかないとなった時、
ヘンリー自身も、隠していた様々な弱さから脱却したんだと感じた。
それにしても、どこまでも、ヘンリーって、本当に悪い人だよなぁ〜
純粋無垢だったドリアンを、自分の興味本位で悪の道に引き入れるんだから…
土曜日ソワレに見た時、シビル演じるホン・ソヨンさんは、
妹とデュエットのシーンで、妹役のナハナさんより、声が出てないように思えた。
休演日の翌日、月曜日は一転、声の調子がよくなって、見劣りしなかったけど…
でも、正直ナハナさんのシビルも見てみたかった。
歌声がとても良かったからね。
もっとも、歌同様演技もいいかどうかは、わからないよね。
好みの問題もあるだろうし…
ソヨンさんの何が好きって、あの棒読みのシーン。
コメディエンヌのセンスが、絶対あると思うのよね。
ドリアンに捨てられるシーンが唐突過ぎるから面食らってしまうけど、
まぁ、若い頃の恋は熱しやすく冷めやすいだろうし…
恋する乙女の初々しさが感じられて、可愛かった。
今回は、土曜日のソワレはセンターブロック9列目。
月曜日は、Cブロックの6列目で、いずれもVIP席で観覧。
噂通り、どの席でも見づらい部分はあった。
それは、舞台装置で使われる縦長で大きな窓枠のせいもあるし、
舞台にいる俳優たちの立ち位置のせいもあるし、
舞台の奥で演じられてる場合もあるし…
Cブロックでは、浴槽にバジルが寝ているのが見えたから驚いた。
まさか、いたとは…
それから、Cブロックでは、ドリアンが誘惑した後に、上着を脱いだ状態も見えました。
そうそう、私が個人的にこのシーンをカットしてほしいなぁ〜と思ったのは、
ヘンリーが、ブランドン婦人たちと一緒にいるシーンが、確か2回あったかな?
特に2幕のシーンがいらないかなぁ〜
無い方が、もっとお芝居がテンポよく進むように思えるんだよね。
少し、間延びした感じがしたの、私はね。
チェコで撮影してきた映像は、舞台に違和感なく溶け込んでいて良かったけれど、
ジュンスが舞台で演じているだけに、あのスクリーン?としても使っているのを
外してほしかったなぁ〜
もちろん、2階や3階の観客にも、ドリアンの切迫した表情を見せるためもあると思うのですが、
生の舞台で演じてる俳優の表情を見づらくしてるのが、もったいない。
なんだか、あちこち話がとんでしまったけれど、ひとまずこれで終わりにします。
書きたい事は山のようにあるけれど、細かくなってしまうから、また今度(気が向いたら?

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