「人は追い詰めらると必死の行動をとり、それが自らの死を招く」
フィリピン、バナウエ。米農家の男、オスカー・ラミレスは、妻マイと赤ん坊、そして9歳の娘を抱えて貧しく生きている。だが米の値段が下がり、生活は困窮。そこでオスカーは農村を離れマニラで働こうと決意。家族を連れて大都会へとやってきた。しかし職安でアパートを世話してやると寄ってきた男に騙され、貯金全てを失ってしまう。住む家もなく、トンドというスラムに流れついたオスカーたち。マイをランパブで働かせ、自身は何とか〈マニラ輸送会社〉で現金輸送車警備員の職を得ようと面接を受けることにした。正直さと生真面目さを面接官オングに買われ、社長ブッダから採用を告げらたオスカー。コンビを組むことになったオングは、彼に警備のイロハを叩きこむと、メシを奢ってくれたり住居を世話してくれたりと優しく接してくれた。スラムから抜け出せて定職につけたことで、オングを恩人として尊敬するようになったオスカーだったが…
2年前、レンタルで偶然観て狂喜した作品「メトロマニラ 世界で最も危険な街」。Amazonで安くなっていたDVDを購入しました。農村の棚田、マニラの夜景など、いい映像はBlu-rayで見たかったんだが、アルバトロスはなかなか発売しないんたよね。
序盤の悲惨な貧困ストーリーから胸締め付けられ、ちょっとは持ち直した〈一家のシアワセ〉が、中盤またもやドン底に叩き落とされると、ドヨーンと凹んでしまうんだけど、きっちりオチがついているのが気持ち良いのです。映像、音楽、ストーリー、キャラクター、全ての要素が完璧で、誰にでもオススメできる一本!
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