生まれて1週間で神奈川を出て、長崎の島嶼部でしばらく過ごした後、
長崎市内外に数年、名古屋近郊で10年、名古屋市に出て15年。
いつの間にか、名古屋が故郷のような場所になりました。
長らく心の中では長崎県民だったのですが、
成人してから母親が実母でないことと本当の出生地を知り、
なんだか根無し草な感じがします。
まあ未だにちゃんぽんは好きだし、応援するのは九州勢ですが。
長崎は想像以上に山ばかり。
300〜500mほどの小高い山ばかりなのですが、
全土に連なって山地ばかりなのと、海に近いので「山ばっか!」という印象になります。
長崎の夜景は(長崎県民の中では)有名ですが、
この山に張り付くような、高低差のある市街地がその特徴で、
見下ろし型の神戸・函館との違いはそこですね。
向かい側、あるいは左右の奥の高いところまで街灯が輝き、それが海に映るのであります。
そんな環境のせいか、名古屋がつまらないことつまらないこと。
平たいのです。見渡す限り。
濃尾平野、広い!!
濃尾平野の真ん中、稲沢に生まれた嫁氏などは、
「北海道に行っても感動しなかった。ほぼ稲沢だし」
と言うくらい、広いのです。
それでも独身時代は東山、名古屋の東の方の丘陵地帯に住んでいたので紛れましたが、
嫁氏と西側に住むようになってからはダメですね。
そんなこんなで子供の頃から長崎の山がちな地形に憧れがあり、
それを拗らせて長野の日本アルプスを背景にした風景に心を奪われるようになります。
岐阜の山も深いのですが、長野まで行くと夏でも雪を残した青い山々。
鬱蒼とした感じ岐阜とは一味違うのです。
まあ、岐阜と長野は日本アルプスで隔てられているわけで同じ山の裏表ですが、
名古屋から見ると「岐阜のそっちの方」へ行くのは大変なので、
日本アルプスは長野のイメージなのですね。
ところが、近年になって浮気が始まります。
まずは黒部。
黒部峡谷の冷たい水、切り立った山に惚れるわけです。
長野はまだ山が遠いんですよ、市街地から。
富山は、海が見える市街地から、一般道を15分も走れば切り立った崖。
と、いうわけで、富山県の宇奈月のあたりに心の中心を持っていかれるわけです。
ちなみに北陸新幹線の宇奈月までの延伸は反対でした(笑。
不便な秘境であって欲しいのです。
しかし、基本はアーバンボーイな(笑)私としては、
東京出張が増えるに従い、東京へも心を奪われ始めます。
気の多いおとこだな!
その理由は圧倒的な建築物と文化。
もともと巨大な建物や大きな建築空間が好きなんですが、東京にはあるわあるわ。
名古屋の都心には7つほど高層建築が集まっていますが、そんなんゴロゴロある。
それこそ70倍くらいある気がします(イメージです)
そしてその間を縦横無尽に走る高速道路。
この立体感にクラクラするわけです。
と、いう感じで、私としましては、観光客が何しに名古屋に来るのかわからないんですよねー。
誰かが名古屋に来るとなった時、どこを案内していいのかもわかりません(笑。
栄から名駅まで歩く?
■「行きたくない街」は名古屋 市自ら調査、つらい結果に
(朝日新聞デジタル - 08月30日 20:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4168418
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