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2016年08月03日08:23

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亡霊が現れる時

渡辺謙主演映画「沈まぬ太陽」の原作は山崎豊子であるが、
彼女は「パクリ作家」として既に日本文芸家協会から認定済みである。
「大地の子」は「不条理のかなた」などの
遠藤誉の一連の作品のパクリであることは間違いないといわれる。
遠藤の実体験がなければ書けない細かい描写を勝手に拝借している。
他にも「花宴」がレマルクの「凱旋門」、芹沢光治の「巴里夫人」と
中河与一の「天の夕顔」の三作品からの盗用とされる。
また「不毛地帯」は無名作家、今井源治の「シベリヤの歌」からの盗用が指摘されている。

「大地の子」に関して
山崎は中国共産党の全面的協力によって
完成したなどと苦しい言い訳をしているが
中国共産党を出汁に使うとはいい度胸をしている。
日本を代表する作家がパクリ作家だというのならば
日本人は恥ずかしくて中国のパクリ商品をバカにはできないだろう。

実は文豪と呼ばれている作家たちにも盗用疑惑がある。
田山花袋、井伏鱒二や太宰治なども「パクリ作家」の素質十分といわれる。
日本は近代化し、西洋の文物が入って来るようになったが
一般大衆がそういった文物を目にする機会はほとんどなく
パクリ放題であったといえる。
出所が一般大衆に分ることはないのでやりたい放題だったのだ。

勿論、文学だけではなく音楽、絵画などの芸術作品にもパクリは多い。
例えばロック。
昔は海外で発売されたレコードが必ず日本でも発売されるとは限らなかったし
有名ではないバンドのレコードが発売されることはなかった。
有名なバンドでも日本での販売は本国での販売から数ヶ月から1年遅れることは普通だった。
だからベトナム戦争の時代、
米兵が持ち込むレコードを手に入れた日本のバンドマンたちはコピーし
ひどい場合は自分のオリジナル曲にしてしまうこともあった。

実は日本にも立派なパクリの伝統があったのである。
あまり大きな顔をして中国のことを批判できない理由はそこにある。
日本人は近年ようやくオリジナルを作れるようになったことを忘れてはいけない。
日本人はこういった日本人自身のパクリの歴史にも向き合うべきだろう。
忘れたい過去を闇に葬り去っても
いつか必ず亡霊は現れるだろう。
亡霊から逃れることはできないのである。


■命日「豊子忌」に
(時事通信社 - 08月02日 20:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4124397
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