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2016年07月18日06:46

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「 事前に知ること 」について


災害に対して
我が事として真剣に向き合える人
まるでドラマの世界のように他人事の人
聞いているのか いないのか ふわふわしている人
しかし いちばんやっかいなのは 
災害の話は聞きたくないと耳をふさぐ人なのです
 
「 事前に知ること 」について
 
例えば目の前に 落とし穴があるとします
落とし穴の近くには子供がいて
 「 そこに落とし穴があるよ
    深くて とっても危険だよ 」と言います
 
自分の身を守ろうとする人は
 「 どの辺にあるの? どれぐらい深いの?
     大きさはどれぐらいなの? 」と聞き返し
落とし穴に落ちないように わき道にそれることが出来ます
 
自分への警告だと思うことが出来ずに疑ってかかる人は
 「 それ本当なの? 嘘じゃないの? 」と言い
子供の言うことを疑いながら 足元を気にします
 
警告をなんとなく聞いている人は
子供に聞き返すことをせず 落とし穴に落ちますが
すぐに体勢を立て直そうと もがきます
  
自分が落とし穴に落ちると思いたくない人は
子供の警告が耳に入らず その姿すら目に入らず
すっぽりと 落とし穴に落ちて大けがをします
 
語り部は 自分の災害の記憶から
命を守るための警鐘を鳴らす作業です
 
聞く体制も 身に付ける体制も 
他の誰かが整えてくれるものではありません
 
受け取る側の心の器が浅ければ
重要な警告もあふれ返ってしまい
入りきらなかった部分は残らないのです
 
もし 入りきっていないなと言う不安がある方は
何度でも聞いて その度に器を広げてください
何度でも お話しいたします
聞く回数でカバーできるものなら
それに越したことはありません
 
私達は一度落とし穴に落ちた人間です
まだ すっかり這い上がれないうちに
警告を発するのは
それだけ 落とし穴の中の世界が
尋常ではない世界だからなのです
 
今は すっかり理解できなくてもいいのです
心から向き合うことが出来なくてもいいのです
一旦 耳にさえ入ってしまえば
情報として頭の片隅に残るのです それでいいのです

 

 
被災した人間の気持ちの一端です
シェアしてくださる方がいらっしゃいましたら
ご自由にお願いいたします

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