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2016年05月31日16:53

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「 災害後のトラウマ 」について


大きな災害後
必ず取り上げられる心へのダメージ

「 災害後のトラウマ 」について

大きな災害がわが身に降りかかると
後に被災時のことを思い出して
突然身動きが取れなくなったり
字が書けなくなったり
涙が止まらなくなったりと
人によって様々な症状が現れます

震災前 自分たちが想像していた災害時の様子と
震災時 実際にわが身に起きている被災状況に
あまりにも大きな誤差があり
「 知らないこと 」が多すぎて
とにかく 飢えないように 凍えないように
命を落とすことがないようにと 
ただ ただ そのことに集中していました
まるで スイッチを切り替えたように
普段の生活と切り離された考えで行動をしていました

まず 私の場合 字が書けなくなりました
避難所の書類に 自分の名前を書くことが出来ずに
避難所を運営されていた方に代筆していただきました
今ではだいぶ改善されましたが
自筆で字や文章を書くのに
苦痛を感じることもしばしばです

二次避難した雄勝町の火葬場から
避難所である河北中学校の体育館に入ってからも
一睡もすることが出来ませんでしたし
その後 というより未だにですが
夜中の2〜3時位になると 
不思議と目が覚めてしまいます

上げればいろいろな症状があるのかもしれませんが
そのことに 気を取られるのは
大変無駄なことだと感じています

書けないのなら 話せばいい
眠れないのなら 無理に寝ることはない
涙が出るのなら 泣けばいい
あるがままで生きようと思うようになりました

未災地の方でご自分のお子さんが
津波や震災の話にふれて
そのことがトラウマになることを恐れ
災害の話題から遠ざけてあげたい
そう考えている方がいらっしゃるかもしれません

しかし 災害の本当の恐ろしさを知らないということは
お子さんが自分で自分の身を守る妨げになりませんか?
何も知らずに 被災した子供と
予備知識をもって被災した子供と
心に深く傷が残るのは どちらの場合でしょう?
長い期間 苦しい思いを乗り越えられないのは
どちらの場合でしょう?

何より ご自身が災害の本当の怖さを知ることを
恐れてはいませんか?

トラウマを恐れているのは
お子さんではなく 親御さんのほうではありませんか?

怖くお話しなくても良いのです
むしろ 普段の笑顔でお茶飲み話のついでに
何度も話題に上がることが 必要ではありませんか?
お子さんの意見を聞くことが必要ではありませんか?

本当に怖いことは
「 知らないこと 」なのです

被災した人間の気持ちの一端ですが
シェアしてくださる方がいらっしゃいましたら
ご自由にお願いいたします

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