mixiユーザー(id:18118933)

2016年05月16日19:18

259 view

辛いものは辛い

■訪問介護、半数近くが「みとり」経験 増える精神的負担
(朝日新聞デジタル - 05月15日 15:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3993215

フォト


これね…今の職場に代わってからもう何度経験したやら…ウチの施設では看取りもやってるからね。末期がんで余命いくばくもない人が入所して来てそして1ヶ月経つか経たないかで永遠のお別れ…なんて場面もあれば、長くウチで寝起きして共にレクを楽しんだり、お風呂で背中を流したりしてあげた利用者さんが旅立ったり…

この仕事にある以上そう言う場面に遭遇するのは宿命と言えばそれまでだが、しかし…何度遭遇してもこれは慣れない。努めて冷静に、平常心に…頭ではわかっていてもこみあげて来るものは中々抑えきれない時も多い。ご家族=ご遺族と呼ぶのはあまりにもしのびない=と会話する時思わず涙声になりかけ慌てたよ。ホンマ…

いくら利用者さんと職員、Publicな関係でしかないとはいえ日々時には実の家族より長く接しより深いとこまで接する関係であり、永遠のお別れはやっぱり悲しく寂しいものなのよ。

あまり苦しまずに、枯れ木が倒れる様に大往生したのがせめてもの救い…こないだ亡くなった高齢女性の利用者さんもそうだった。病気が重くなる前、まだ元気な頃は車椅子でも館内あちこちを歩き回り他の利用者さんや職員とも気さくに会話していた。若い頃は外地で亡きご亭主と共に手広く商売をやっていたとかで、認知症故につい今しがたのことは記憶に残らなくても、若い頃の記憶は鮮明で歴史の生き証人と言って過言ではない程の話をしてくれていた。お風呂の大好きな方で毎回楽しみにしていた。オレも入浴介助で背中を流してあげたことが幾度もある。

別の男性利用者さんも最後の頃は寝たきりで食事も殆ど取れなかったがこの方も中々ダンディでお洒落な人だった。ハーモニカが得意で施設のイベントやレクではしばしば十八番の曲を披露してくれた。

いずれの方もあと数年で100の大台に乗るところだった。90余年。一応長寿の部類だろうね。

せめてもの供養として、会社のパソコンに保存してあった、その方々が元気だった頃の写真をワードでレイアウトしてプリントアウトしたものを提供したよ。些細なものだけど、ご家族の思い出になるなら望外の幸せだ。

そして毎回思う。やれるだけのことはやった筈だが本当にあれで良かったのだろうか?もっともっといい方法はなかったのだろうか?本当にその利用者さんは喜んでくれたのだろうか?穏やかに旅立てたのだろうか?

答えは永遠に出ないだろうけど、よりよい介護とは?ゴールも正解もない問いかけは退職するまで続きそうだ。しかし…答えは見つかるのだろうか?orz


3 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年05月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る