昭和64年1月5日、群馬県下の雨宮漬物店の一人娘・翔子ちゃんが誘拐され、殺害された。事件は未解決のまま時代は平成となり…
平成14年12月。翔子ちゃん事件(通称ロクヨン)の追尾班の刑事だった三上は、今は警務部・広報官となっていた。広報は記者クラブへの情報開示が業務だが、現在クラブとの関係は険悪だ。先日発生した交通事故の加害者の氏名を匿名としたため、国家権力の情報統制だと記者たちが反発したのだ。時効まで1年となり、警察庁長官がロクヨン専従班激励のため群馬にやってくるというタイミングで、記者たちが長官取材をボイコットなどしたら県警の名は失墜する。三上は何とかクラブとの関係修復を図っていくが上手くいかない。さらにロクヨン被害者・雨宮氏の元を訪れ、警察庁長官が雨宮宅を訪問する許可を取ろうとするが、にべもなく断られてしまった。雨宮が警察に激しい憎悪を抱いていると感じた三上は、ロクヨン専従班と雨宮との間に何故深い溝が出来てしまったのかを独自に調査。が、警務部と犬猿の仲である刑事部はそんな三上を警戒しロクヨン絡みのネタを渡さないよう各刑事たちに箝口令を敷いていた。しかし三上は、ロクヨン発生時に雨宮宅班がある失態を犯し、これを刑事部上層が隠蔽した事実を掴んだ。古巣の汚点にやりきれない思いの三上。さらに今度の訪問で、警察庁長官が取材陣に「県警刑事部長ポストには東京のキャリアを据える」ことを発表することも知ってしまった。刑事部長ポストは、県警出身者が着くことの出来る最後の砦。ロクヨンのミス隠蔽をネタにこの砦も奪われるとは…三上は絶望するが、刑事ではなく広報として職務を全うしようと、長官訪問と取材成功に全力を注ぐのだった。
そしてやってきた、警察庁長官訪問前日。クラブとの信頼関係も改善し、雨宮から取材オッケーの許可を得て、準備万端となった時。なんと刑事部の刑事たちが全員、庁舎裏の講堂に立て篭ってしまった。長官訪問を阻止して刑事部長ポストを死守するためのボイコットかと憤った三上は、単身講堂に乗り込むが、そこで目にしたのはボイコットではなく、大規模な捜査本部設置の場面だった。このタイミングで、ロクヨンと同じ手口の誘拐事件が発生したのである…
「64 ロクヨン前編」。
いやー地味だわ。地味だけど熱いわ!もうこれ、佐藤浩市劇場ですね。今回判ったんだが、普段泣かないタイプの人が涙見せると、俺スゲーもらい泣きするみたいよ!仏壇のとこと、記者クラブで話すとこ、二回号泣ね(笑)
プレタイトルの、これみよがしなドローン撮影は鼻に付くんですが、総じて演出はいいし、映画的なスケール感もありました。後編も楽しみ!
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