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2016年04月20日10:42

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ひとまず国は及第点だ、次は情報。

■「90万食を送る」 国のプッシュ型支援、現場の状況は
(朝日新聞デジタル - 04月20日 08:50)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3955832

人によって思い思いの方向に批判が向いているようだけど、
とりあえず国については及第点だ。
もっと早期に、この仕組みを動かし始め、告知するべきではあったけど、
数日内に食料をひとまず届けられるのは十分な体制と言っていい。

あとは情報。こういう場合情報が錯綜すると
「○○(例えば政府とか)は正確な情報を出せ!」
と、怒鳴り散らすような人が必ず発生するのだが、
正確な情報を取得時点で判断するのは原理上不可能というやつだ。
正確な情報は、きちんと手間暇をかけて分析し、取捨選択する必要がある。
情報の収集とは、ゴミの山から資材を探すような作業であることを肝に銘じる必要がある。

したがって、県が情報を集めるべきという意見について、同感もあるし反発もある。
情報は直接性が重要なので、110番や119番のような、
災害時の救助要請を受け入れる緊急番号があってもいい。
緊急性の高い火事や負傷者についても避難所情報などの比較的緩やかなものであっても一元的に集め、情報のトリアージを行う。
例えば、「当事者情報」と「目撃情報」では後者の方が信頼性は低いが、
それが複数集まるようであれば信頼性は高くなる。
オペレーターはひたすら情報を集め、基本的には詳細な分析は行わない。
情報は全て情報分析室で分析し、取捨選択と優先順位をつけて各機関に流す。
場所についても、例えば「熊本県民体育館です!」という通報の場合、
(現在は緊急通報センターでは即時に地図上に出るが)
精密な住所を確認するのはオペレーターではなくてよく、その作業は分析室でやればいい。
現状はオペレーターが確認を取るが、オペレーターは「入り口」として、ひたすら受け入れる作業に徹するべきだ。

また、経路が重要になるが、現状、道路の通行止めを通報するという概念がない。
しかしこれは非常に重要な情報なので、
道路の使用不能(渋滞を含め)は直ちにマップ化されるべきだ。
これを緊急車両のナビと同期できれば、スムーズな救助につながる。
航空機の投入も、車両が通行できる場所は優先順位を下げることができる

メディアのヘリコプターに物資を載せろという批判があったが、これは意味がない。
「大義」としては、道路情報や避難所情報を通報してくれた方がまだいい。
どちらにせよ、119と110は災害時には飽和するので、
119と110の両方を統括し、さらにダイレクトに個人がかけることができる、
災害時の緊急通報番号は必要だ。

物流についても、個人の支援がかえって妨害になるというのなら、
緊急時郵便番号を作ってもいい。
例えば、999-0001を災害時支援郵便番号という形にしておき、
被災地によって集積場所を都度切り替えればいい。
物資はそこで再整理して発送すれば、被災地の手間を減らすことができる。
せっかくのオンラインシステムなのだから活用しなくては。

県や各市町村は、地の利を生かして情報収集を徹底する。
逆に、物資の仕分けなんかやらせてはダメだということだ。
とにかく情報、情報。こういう場合はね。

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