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2016年04月05日09:17

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安物買いの給料失い。

コールマンに排除措置命令へ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3931038


業界には仲間意識みたいなものがあって、
良くも悪くもかばい合う。
昨今だと、低価格の中国製品を、並行輸入業者みたいなところがバリバリ輸入して量販しちゃうようなのは正直怖い。
普通の人は、そんなに品質を求めないからね。
例えばシルバーアクセサリーにおけるクロムハーツのように、
需給のバランスが取れるほどに売れていればいいけど、
ほとんどはそこまではたどり着けず、「クロムハーツのようなもの」を売る方がはるかに儲かる。
もっと言えば、今や「一番売れるのはコピー品」というのは趣味業界の常識、に近い。

だから、一定のブランド力を持つメーカーは、安売りを避ける。
小売店から搾取するような業態もないわけではないだろうが、
多くは小売店にも同情的で、新興の販売形態を避ける傾向はある。
措置命令の対象になるかどうかは知らないが、例えば「ネットショップにはおろさない」という話はよく聞くし、
実際にそれで拒否されたこともある。

つぶやきで、「トヨタだって値引きしないじゃん」というのを見かけたけど、それとは違うよね。
トヨタの販売店は仕入れと売値が近すぎて、「値引きできない」のが主流だと思われる。
もちろん、先々で指導が入る可能性がないわけではないけど、
今回の件は「十分値引きできる値幅を与えた上で、値引きを禁止した」のではないかな。
まあ、自分が関わりのある業界からの推測だけどね。

「ホームセンターとか行くと十分に使える品が半額くらいで売ってる」
という人もいて、ある意味正しく、ある意味正しくはない。
一つは、ホムセン製品は、ブランドとして構えているメーカーとの品質の差は多少ある。
ないものもあるけど、やはり、何らかの「選別の意図」がメーカー経由のものにはあるんだよね。
ノーブランドの製品は、メーカー品のそのままOEMということもあるけど、
廉価用にこだわりなく作られたものも多い。

古い形態の小売店だと、メーカーや問屋からの入りはいわゆる5掛けに近い。
定価100円のものを50円で仕入れられる。
今の(私の業界の)入りは7がけを超えて上昇中だ。
その分、安くいいものが手に入る様になり、消費者には喜ばしい時代、と言えるかもしれない。
正規海外ブランド品も、並行輸入を警戒して、昔ほどブランド料を取れないのだ。
(つっても国内代理店の「名目料」だけどな!!)

ただねえ、あなたのお給料は、その「◯がけ」の残りの部分から出ているのよねー。
そういう「安くてこれで十分」レベルのものを買えば買うほどあなたのお給料は下がっていく。
よくできているよね、1990年代以降の経済の縮図だ。

でも、
だって、そういう時代でしょ?(1990年代、中部電力のCMより)
と、思ったりもする。




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